5歳7ヶ月~5歳10ヶ月
〇5歳7ヶ月~5歳10ヶ月5歳10ヶ月になり、それまで要求語以外あまりしゃべらなかった息子が急によくしゃべるようになってきた。健常児のように会話をしようとする気持ちは、まだほとんどないようであるが、ごっこ遊びをしているときや絵本を見ているときによく言葉を出すようになったし、細かい表現は、まだできないが、自分の気持ちをきちんと伝えられるようになってきた。(こども園の先生からもこども園でもよく話すようになったと聞いた。)また、こども園で、年下の園児に対して世話焼き行動をよくするようになったとの報告もあった。(年下の障害児に対してからやり始めたらしい。)世話焼き行動といっても、息子の場合は、積極的に手をつないでどこかに移動しようとしたりするものの、その次に何をしていいかが分からないといった様子がよく見られるようである。世話焼き行動については、療育開始時に参考にした健常化した4人の自閉症児について記載されている論文に、4人の健常化の過程で共通して見られた行動として書かれていたので、とても気になっていたが、社会性がとても遅れている息子には見られることがないかなとあきらめていたところだったので意外で驚いた。世話焼き行動が見られるようになったからといって、必ずしも健常化していくわけではないと思うが、社会性が少しずつ良い状態に向かっていることは間違いなさそうなので、素直にうれしい。1.療育①父(平日45分、休日1時間30分)・合計が10以下の足し算(暗算) 5歳8ヶ月で習得できたが、それ以降も毎日復習をしている。・10以下の引き算(暗算) 5歳10ヶ月から息子に教え始めた。引き算を教え始めて、引き算についても足し算同様、 脳を鍛えるにはとてもいいような気がする。・ひらがなの読み(絵本《2~4歳レベル》の読み) なかなか速く読めるようにならずあせっていたが、同じ本を何度も読ませる(先に読む・ いっしょに読む)ということをやっていたところ、ようやく効果が出始めた。・ひらがなの書き 5歳10ヶ月からごく簡単な日記を書かせるようにした。・ニキーチン積み木、タングラム、ピタゴラス・七田式プリント ②母(平日1時間)・ひらがなの書き・カタカナの読み2.日常での取り組み ・質問をさせること。 ・報告をさせること。 ・伝言をさせること。3.運動面の取り組み ・相撲(1日一番) ・鉄棒 ・トランポリン ・なわとび ・逆立ち ・ボールつき ・ボール蹴り 4.日常で見られる問題行動 ・耳塞ぎーこども園では、以前に比べると耳を塞ぐ回数は減ってきている。 ・多動(軽度) ・奇声(軽度)