カテゴリ:切り抜き
『インターネットの真の意味は、不特定多数無限大の人々とのつながりを持つためのコストがほぼゼロになったということである。
子供の頃に「一億人の人から一円ずつもらえたら一億円になるなぁ」なんて夢を思い描いたことのある人は多いのではないだろうか。「一円くれませんか」と人々を訪ね歩けば、かなりの確率で一円貰えるとしても、一円貰うための労力・コストが大きいから、リアル世界では非現実的な夢想に過ぎなかった。でも誰かから一円貰うコストが一円よりもずっと小さいとすれば、「不特定多数無限大の人々から一円貰って一億円稼ぐ」ネットビジネスは現実味を帯びてくる。・・・・・・ 放っておけば消えて失われていってしまうはずの価値、つまりわずかな金やわずかな時間の断片といった無に近いものを、無限大に限りなく近い対象から、ゼロに限りなく近いコストで集積できたら何が起こるか。ここに、インターネットの可能性の本質がある。』 (『ウェブ進化論』 梅田望夫 P19-20) 元気玉を思い出した。 「みんなの元気をオラに少しずつ分けてくれ!」って ドラゴンボールで悟空が界王様から伝授された技だ。 確か魔人ブウを倒したとき、ミスターサタンの呼びかけで、元気玉が完成したんだっけ? メディアを仲立ちとした場合、人間同士の認知のされ方は一方通行になりがちだ。 僕は多数の芸能人の名前と顔が一致するが、 多数の芸能人、いや全ての芸能人は僕の名前と顔が一致しない。 インターネット上においても、発言者は、その発言を受け取った者を特定できない。 知名度とはいったいなんだろう? この世界を被い尽くさんばかりの宣伝広告が求めるものとはなんだろう? その一方通行な信号が求めるものはなんだろう? ミスターサタンはテレパシーで、地球の人々に元気を分けてくれるように語り掛けた。 全ての人々の脳味噌にダイレクトに接続する、圧倒的な知名度。 そしてそれが及ぼす影響力。 インターネット世界は、これから、どれだけ求心力がある知名度抜群の存在を創り出すことができるのだろう。 それはやはり人の形をしているのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.04 22:16:51
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