amazing baby

2011/10/10(月)18:20

二十歳の前祝い。

産む自信も育てる自信もなかった。(109)

三連休の中日。 ご近所の母子生活支援施設の運動会。 ここ数年、来賓としてお招きを受けている。 昨年は雨で、施設内でのゲーム大会に転じて わいわいと楽しんだのだっけな。 今年は晴天に恵まれ、 退所家族の参加も多く、盛況だった。 ただし、入所児童の低年齢化が著しく、 可愛いんだけれど、なんとなく寂しい。 その一方でジュニアリーダーさんたちの活躍が目立ち、 それはそれで大変頼もしい。 夫が地域デビュー第二弾として 地元の文化施設のお祭りに出演。 時間帯が重なってしまったので、そちらへは顔を出せず。 思いがけずそちらも大盛況で、夫はホッと胸を撫で下ろしていた。 今日のメインイベントは、娘の誕生祝い。 本来は19日なのだけれど、 当日、夫は出張から戻る日で、今週末は、私も夫も出張。 そんな訳で前倒しでの開催となった。 娘が二十歳になるまで、 居酒屋や焼鳥屋には連れて行かない と決めていた。 にもかかわらず?娘は焼き鳥、 それも皮が大好物。 お祭りの屋台で何度も食べている。 じゃあ、二十歳の祝いには、 地元でも高級な焼き鳥のお店へ行こうと約束していた。 が、件の高級焼き鳥店のメニューに皮の串焼きがないことが 今日になって判明。 あわてて、さらにご近所の焼き鳥店を渉猟することに。 「ここがいい!」と娘が決めて出かけた先は、 犬公園のお仲間と忘年会で集ったお店だった。 居酒屋などで働く若い人たちは、ほぼ娘と同い年。 どうかすれば、娘より歳下だったりする。 娘もそれを感じているらしく、 大学の友人と居酒屋になだれ込むたびに、 「おお、がんばるんだよ」と内心、応援する気持ちになるのだとか。 ふふ、相変わらずお生さんだこと。 アルバイトを始めて5年くらいになるのかな。 そろそろ次のランクに上がったら?と言われているらしい。 「ランクが上がったら、それだけお客さんからのクレーム対応や  新人教育で責任だけ重くなるから、  あんまり気が進まない」 バイト先で付けている名札には、 アルバイト職員としてのランクが 星で表示されているので、 お客さんは質問したりクレームをつける相手を、 名札の星の数を見て選んでいると思われる。 「ランクの上の人のほうがちゃんと対応してくれる  と思うのが人の常でしょ?」 ごもっとも。 でも、そろそろランクアップをと声がかかるのは、 それだけ仕事ができるようになって来たという証でもあるよね? 「確かにそれは解るけど。  クレーム対応はともかく新人教育は得意じゃないもん」 上がりたくないというのは、責任逃れというわけでもなさそうだね。 「口うるさく注意するのが苦手。  注意できなくて、ダメなところが治らないのも嫌」 ふふふ、自分の苦手と それが故に結果がでないこととの板挟み。 真面目に悩んでるんだねえ。 そんな話をしながら、注文した品を待つ。 あまりお酒を好まない娘は、結局烏龍茶、 夫と私は生ビールで乾杯。 お好みで焼き鳥、手羽唐揚げ、サラダなどに 舌鼓を打つ。 最後にデザートで締めるところが娘流。 そのまま1年ぶりの家族カラオケになだれ込み、 思い思いの歌を熱唱する。 母としては、地元が誇る? 日本でも有数の女性バーテンダーさんが作る 美味しいカクテルが飲めるバーに連れて行きたいところだったが、 それは成人式のお祝いまで、とっておく。 カラオケボックスのカウンターに 流暢な日本語を話す黒人がいて、驚く。 ゴスペルでも歌ってもらったらご機嫌な感じ。 何となく良い気分になって表に出たら、 雨が降っていた! そのまま歩いて帰る。 そのまま雨は夜半過ぎまで降り続き、 残念ながら十三夜を眺めることはできなかった。

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