【区分】優待
【HP】大日本塗料株式会社 (dnt.co.jp)
【事業】塗料メーカー(橋や建物、自動車、工業用)
橋梁・プラント・土木コンクリートや建材向け重防食塗料が中心
【業績】上方修正・下方修正まちまち。4Qは利益へこみ3Qで進捗率85%。
【指標】PER 6.2~10.3、PBR0.41~0.66
【配当】3月一括配当
【還元方針】17億+α/年
FY24 DOE2.5%、FY26 DOE3%、FY29 DOE5%
自社株買いよりも配当による還元を重視
【優待】3月クオカード
1年以上100株1000円、1000株3000円
3年以上100株2000円、1000株5000円
【中計】2023年度(2024年3月期)決算及び新中期経営計画(2026中計)説明会 (ifis.co.jp)
FY26 売上800億、営利80億、DOE3%
FY29 売上1000億、営利100億、DOE5%以上 (設立100周年)
政策保有株を純資産比10%未満
【配当予想】
27.3の営利は独自で下方修正。純利=(営利+250)×0.85で算出
【評価】B+(3点→B、4点→B+~A、5点→S)
財務・配当推移+1 自己資本比率58%とまずまず。過去10年非減配
還元方針+1 DOE採用かつ%を順次引き上げ
増配率+2
業績推移+0 増益→減益を繰り返しており、中計達成できる見込みが薄い
【コメント】
・業績ヨコヨコでもDOE引き上げで今後の増配も期待でき、優待の長期保有特典もあるため100株は持っておきたい。
・ログミーに説明会の書き起こしあり
・中計の売上800億は達成できそうだが、営利の80億は厳しそう。
・海外比率は15%未満と低く、原材料のナフサ価格のほうが影響するため円高のほうが好ましい。
・下値はPBRかDYが機能し、8/5の暴落時の安値は938(PBR0.448、DY4.26%)であり、8/6には1000円を超していることから1000円(PBR0.47、DY4%)は強固な下値になる。
PBR0.5の1046(DY3.82%・総合利回り4.78%)あたりで買いたい。
上根はPBR0.65の1360(DY2.94%)
【開示】
・24/5/10 本決算
25.3について
国内塗料(セグメント60%)→堅調
工場用→新設住宅着工件数の減少
金属製品・産業機械→緩やかな回復
海外塗料→自動車向けの回復
照明機器→都市部の再開発で堅調
・24/8/8 1Q決算
ナフサ価格は想定の+15%で推移。価格改定で影響緩和していく。