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人生やだとはいえない by やだもん

人生やだとはいえない by やだもん

4. 日本でのキャリアフェア


夏休みは5月から8月までの4ヶ月。やけに長い・・・。

インターンをしていたので、毎日9時30分から6時前まで毎日会社にいって、OLのような生活をしていた。社員のひとたちはみんなもーっとおそくまで働いていて、一人で帰っていくのはちょっとさみしかったが、自分ではなかなか満足の夏休みだった。休みなのに休んでないやん、と友達に言われていたが、自分の中では意味のあることで、休みをうまく活用できたと思った。

そういう中で、東京では2回、留学生向けの就職フェアがあった。ボストンと同じように、たくさんの留学生がほしい会社がきていたが、ボストンとはちがう点がいくつかあった。

1.卒業したあとの人が多い。

もう学期がおわってるからか、日本でやってるからか、もう卒業しました、という人がほとんどに思えた。

2.卒業時期の期限がある。

1.の理由からか、4月からの入社しか受け付けてない、というところがたくさんあった。やだもんは4月の末に卒業するので、そのためにだめだったところが多かった。

3.選考プロセスが長い。

東京であるし、夏休みにあるので、ボストンでは期間中になるべくすませようとするのに、このときはフェア中に説明会をするだけか、ちょっとは面接をしても、あとから筆記試験あったり、そのあと何週間か選考が続いた。

4.きている会社がちがう。

メーカーが多かったように思う。やっぱりボストンにわざわざ行こうとする会社は東京では参加しないのかな。投資銀行はなかったし、東京で見た会社はボストンで見ないところも多かった。

2回ともものすごいたくさん受けたけど、メーカーとはいえ、いろんな種類があるし、なんの職種で応募したらいいのか、よくわからないし、自分にしても、会社から見ても、どうも決めてにかけていて、結局どこも決まらなかった。でも、たーくさん面接をしたので、大変良い練習になった。そもそも話がうまい人間ではないので、この練習はボストンではとても役に立った。また、いろいろ受けることで、就職活動のその他のコツもつかめ、何より本当にどういう仕事がやりたいか、考えるためのいい材料になった。

たくさん落ちたので、うーん、だめなんかも、と自分で思ったり、親から「全然あかんのん」とけっこう痛い言葉を受け、けっこうあせったり落ち込むことにもなったけど、結果的にはあとの役に立つ、という、1回目のボストンと同じようなイベントだった。

卒業した人が多いということは、それだけもっと真剣さがあるので、そこもボストンとちがう雰囲気だ。ボストンでは、まだまだ迷いのある人たちがたくさんいるので、東京よりは簡単に勝てる、といえるかもしれない。

2004.1.19


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