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Bonne Assiette et VINS

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2008.03.28
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十勝は、いつでも私にとって日本チーズ界の憧れのような場所で
いくつかの十勝ブランドの中で、名前だけは知っていたけれど・・・の生産者の一つ、
半田ファームのチーズを今回初めて食べてみました。

●オーチャード
●トムハンダ


 

感想は、はっきり言って、ブラインドで食べたら、
ホンマもんのトム・ド・サヴォア(それも上等な!)か、もしかして
遠いアルプスから届くトムよりも美味しいかも?!
と思ってしまいました。

ミルクの濃さ、香ばしさがあり、チーズを食べているな~っていう、
お口の中での存在感はばっりちです。
いい意味で日本のチーズぽくないというか・・・

おそらく、同じ日本国内なので長期間の輸送リスクがなく
コンディションが良い状態で食べられる事と、この造り手のサイトを見てわかるように
牛たちが食べる牧草、それをはぐくむ自然への思いが表れているのだと思います。
オーチャードというチーズの名前も、牧草からつけたそうです。

トム・ド・なんとか(←ここには地名が入ります)というチーズは
ヨーロッパの山のチーズの名称で、
日本でもチーズ屋さんに行けばわりと手頃な値段で買えますし
食べやすいチーズではあるのだけれど、
手作り感のある素朴なチーズでして、みためもグレーがかった外皮で地味な印象です。

けれど、ハードタイプって、ミルクの味わいがはっきり出るというか、
つきつめていくと、すごく面白いですし、食べがいのある(笑)チーズです。
ボーフォールのエテも良い例かもしれません
(夏草を食べた牛の乳を使うので、「エテ=夏」とわざわざ付けて珍重します)。

パンも、粉の種類でうまみが違うように。
ワインも、気候と風土と造り手の哲学を反映しているように。

なんだか、いつも山のチーズに惹かれてしまう私は、
(個人的には、特にオーベルニュのチーズが大好き!)
いつかトムタイプの「目利き」になりたいな~とも思ったりして。
どこの山のどんな草を、どういう牛が食べいて・・・という映像がちゃんと分かるチーズを食べていたいものです。


つけたし。

先週、イタリアのモッツアァレッラチーズに関する、ショッキングなニュースが入ってきましたが
フェルミエさんのメルマガで、一定の見解を得ましたので、安心しました。
つまり、モッツアレッラチーズは、カンパーニャ産だけではなく、
いまやイタリア全土で造られているチーズで、その全てが、悪いという訳ではないこと、
日本に入って来ているモッツアレラに関しては心配ないとのこと。

けれど現実的には、私達が環境を破壊しているのであって、
原因は、けっして牛や牧草のせいではないこと。
これだけは、常に心にとめておきたいと思います。





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Last updated  2008.03.29 00:44:57
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