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カテゴリ:出逢い
~Une séparation, beaucoup de rencontres ~
●ようやく落ち着いたので、ブログにとりかかることに。 これまでの怒淘の数週間は、いろいろな事を教えてくれました。 ●まず、英語学校のクラスメートのケベック出身のカナダ人が、 香港のインターナショナルスクール(小学校)で、 教えていることから、英語のクラスメート3人で 彼女の家でフランス語を教えてもらうことになったのは、過去日記の通り。 ↓ そのうちポーランド人のフランス人の夫が、先生であるカナダ人にある疑問を投げかけます。 本当に彼女に教える資格があるのか? カナダで話すフランス語は本国とは違う。。。 何より勉強は基礎が大切。基礎づくりの先生は慎重に。 ↓ それを聞いた夫を信頼しているポーランド人は、フランス語の授業でカナダ人に対し、 疑心暗鬼な態度に。。。私達は原因がわからず困惑。 ↓ ちなみに、 私が「フランス語を習いたいの。」と初対面でカナダ人に言った時、 彼女は「あなたからお金はとれないわ~」という程誠実な態度でした。 そして、私が「あなたの時間と労力に対して、お金は取った方が良いわ。そうするべきよ」 といい、生徒が3人になったこともあり、フレンドリー価格でスタート。 ↓ 授業が続く中、フランス語クラスのブラジル人と日本で少しフランス語を始めていた私と 理解度が多少違うので、お互い別枠でプライベートレッスンを希望します。 ↓ カナダ人が私達に請求した額は、これまで以上にとても跳ね上がっている! ↓ そして私は考えます。 カナダ人を友人と思っていた私でしたが、「お金」が介在する関係以降、 なんだかおかしい。。。 出逢った当初、彼女が週末に楽しんだ画像をメールで送ってくるが、 こちらから夫との楽しそうな写真を送っても返答なし。 会った時に聞くと「ああ~見たわよ」 (そんな程度!?) 彼女の家には皆電車とタクシーを使わないと辿り着けません。 にも関わらず、授業が進むにつけ、色々な面で心遣いがなくなってきました。 教え方も質問に対して、あまり答えられないような感じですし。 更に授業が終わってもランチもせずに、「Bye~」と皆返される。。。 ↓ 詳細は省きますが、私の中で彼女にフランス語を習うことは、 友情+フランス語を期待しての事。 彼女の態度ははだんだんと変わっていき、 午前中の授業が終わると みんな三々五々になり、予想していた和気あいあいとは 程遠い。 楽しくない。 ↓ そのうち、態度が荒々しいポーランド人の件でカナダ人とメールで 相談しているうちに、彼女からのメールでこんなコメントが。 「私はこれまで色々な人に傷つけられてきたので、 人に対してはとても気をつけるようにしているの。 基本的に人に対しては誠実に真摯に対応しようと思うけど、 あまり人に期待しないし、そうするべきではないと思うの。。。 だから私は人に対して、 “ I just take from them, what they give me and I dont expect more! ”」 これを読んで世の中は確かにすべて、Give and Takeに成り立っている。 「多く与えた人が多くの物を受け取けとることができる」 それが世のセオリー。 そして文面を何度か読み返しているうちに、彼女の真意が。。。 ↓ その後、彼女がフランス語を教える資格を有さないことを知り、 インターナショナルスクールで教えてるのは、放課後の自由授業と判明。 ボランティア? ↓ 「お金」ってホント怖い。 事実を反芻する中、これまでの期待度とその実際の結果を比較して、 私も彼女と同じ態度で物事を扱う事に。 「彼女が私に与えてくれるものに対して、支払うことにしよう!」 ↓ 態度が変わった私に対して、困惑したカナダ人でしたが、 いくつかの話し合いをした結果、彼女が私に対して 色々な面で、正直ではなかったことを認め、心から私に謝りながら 先払いした授業料を返却してもらい、フランス語の授業は辞めることにしました。 謝ったということは、、、推して知るべし。(泣) そして英語学校の最後の授業で、カナダ人の姿は ありませんでした。 ↓ 私がフランス語を習う場所は他にもあります。 そして私と同じ考え方だったポーランド人も 私の行動の意図を知った後、辞めることになりました。 そしてフランス語のグループレッスンは解散! ↓ ブラジル人は男性ということもあり、かわいい先生と 会うだけで結構happyなのか(笑)、授業料の値下げをさせたうえ、 夏にフランス経由でブラジルに帰国することもあり、 プライベートレッスンをひとりで続けることになりました。 ●今回の一連の出会いと別れで私が学んだこと。 何か物事を始めるときには、 ・人に対して簡単に信頼する前に、リサーチする。(確認してから始める) ・自分が何を相手に期待するかを明確にし、 支払う相手に期待を理解してもらってから物事にあたる。 ・そして態度やお金は、相手が自分に何を返すかによって判断する(シビアだが真実) ●基本的に私は誰に対しても「惜しみなく与えたい」と思っています。 でも残念ながら、それを利用して自分の利益だけを考える人もいます。 若い時にはこういった状況に泣き伏して、悲しくなり人間不信に陥ったり しましたが、何度かこういう場面に出会うと、こちらで状況を変えられることに 気づかされます。 ●大人になって、思うこと。 良いもの、良い人しか私の人生には必要ない。 私が選ぶときには良いものしか選択しない。 そんな風に厳しくいろいろ吟味しないと、適当な、心がない人に振り回されます。 ●私が失ったものは何? カナダ人との交友関係。(とても残念です。) そして彼女も大いに傷つき、自分の態度がどういう結末につながるかを学びました。 クラスメートのみんなも何かを学びました。 ●私が得たものは何? ・人に対する態度を選択するのは自分だと学ぶ。 ・先週末は、誤解が解けたポーランド人がフランス人の夫とともに、 我が家に招待。 私の手作りの料理の数々を“ Japanese night" と称しふるまい、 結果大成功!とっても喜んでもらえました! (ホっとしました、本当に。 おかげで当日知恵熱出ました 苦笑) すっかり仲良くなり、夫婦で食事は定期的にすることに。 来週は彼女とランチ+映画予定。 ・そしてブラジル人ともすっかりランチ仲間になりました(笑) なぜなら、 ポーランド人、カナダ人とのちょっとした関係に悩み、 すっかり意気消沈した私を心配したブラジル人と、 メールや学校帰り、いろいろ話し合うことになったのです。 そして、ブラジル人は香港に来て間もない私に、 同性の友人が必要だと判断し、彼の以前の 英語クラスのクラスメートとのランチに合流させてもらうことに。 そして昨日も参加してきたのですが、集まるのが楽しく 英語の勉強になるので、毎週の定例にすることに決定! 仲間はこんな感じ。みんな明るくて楽しい♪ ブラジル人、 ドイツ人、 スイス人(ドイツ系)、 スイス人(フランス系+イタリア系) 日本人(単純系←私です 苦笑) ●昨日初めて参加したスイス人の一人は フランス語を教える資格を有し、今後アリアンスに知人が いるので今後頼んで子供に教えるかもとのこと。 次の先生は彼女?(でも今度はあせりませんゾ!) そして彼女は日本びいき。 これまで夢だった日本観光を、今年の夏計画しようかな?というところ。 スイスで知り合った日本人とも、メール友達だそうです。 ●人生は本当にタペストリーみたい。。。 出逢いと別れ、そして数々の新しい出逢い。 泣いたり、笑ったり、感動したり、 「喜怒哀楽」は人生を豊かに彩ってくれているような。 心がヒリヒリするようなそんな日常に感謝! 私は特別な人!?そんなこと全然ありません。 なぜって? ~Pourquoi?~ なぜなら~Parce que~ スタートはいつもあなたから始まります。 ~Les débuts commencent toujours avec vous~ 私がそうであったように。 ~Donc,Je parais avoir été ~ 自分を幸せにする事は、自分への精一杯の誠意であり義務なのですから。 (そして周りの人も幸せにします) Merci Becaucoup.............→ PS:今日も怪しいフランス語とともにお暇します。 添削してもらいたいどなたかに。。。本当に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月19日 11時50分29秒
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