|
カテゴリ:出逢い
~ La chose précieuse que je ne peux pas acheter pour l'argent Part 1~
●昨日は駆け足で最近のできごとを、急いで書いたので、 理解するのがちょっと難しい内容になったかなと反省。 詳細の微妙なアレコレは個人の胸に秘めるとします。 ●ところで、これまで欧米人のことばかり書いてきましたが、ようやく次のステップへ。 不器用な私のプランはこんな風でした。 第一段階: 折角の英語が通じる国に住むことになったので、 まずは欧米人と友達になろう! 第二段階: 次は日本人! 第三段階: 中国人?(思案中) ●最近になり、ようやく第二段階目に突入! 「香港在住、気が合う日本人」を探す旅に出発。 まずは夫の会社つながりで知り合った方に、勇気をもってランチにお誘いしました。 実際お会いして、素晴らしい時間となりました。 なぜなら、ブログからにじみ出る私の性格を想像していただくと、 おわかりになるかと思いますが、いわゆる普通の駐在員の奥様とは、 お話があいません(苦笑) しかし、その方は香港では日本人より外国人(中国人+欧米人)の友人の方が多く、 さばさばしていて、いろいろなものに挑戦するのがお好き! 会社つながりとはいえ、そういう利害関係なしに個人でおつきあいできる 貴重な方となりました。 最初の「交友の一歩」が上手く行ったせいで、 私の「日本人に新しく出逢いたい病」が加速し、 う~んと思いあぐねた結果、ある人の名刺を思い出しました。 ●遡るは年初め。。。 それは英語学校のレベルチェック前日の出来事でした。 学校のパンフレットで分からない単語に遭遇。 これじゃレベルチェックの結果も思いやられる(ため息) と思いどうしても調べたい! しかしその時ホテル滞在中の為、私の辞書はまだ倉庫。 「新しい辞書買っちゃおうかな~ でも、もったいないな~」 などと思っているうちに、 「そうだ!ホテルからお借りしよう!!!」 と思いつき、さっそく内線でカスタマーサービスに問い合わせてみました。 すると、電話口の日本人のスタッフの方いわく、 客室に貸し出せるような [英語→日本語辞書] は あいにくホテルにないとのこと。 がっかり↓ しかし! 「とてもお貸しできるような品物ではないのですが、 個人的に使っているものがあるので、それでも宜しければお部屋に お届けいたします。」との事。 ありがたい。。。(じ~ん) 辞書ならなんでも良かったので、「是非お願いします!」と 部屋で辞書を心待ちにしていると、ドアを開ければそこにいたのは、 先ほどの電話口の日本人の女性。 (チャイニーズのサービスの方が持ってきてくれるとばかり 思っていました) その頃ホテル生活もひと月程で、知り合いもいず不自由さで 息がつまりそうでしたので、夫以外の日本人にまず感激。 そして、差し出された2冊の辞書は その女性ともう一人の日本人スタッフのものでした。 驚いたことにはそのもう一人のスタッフの方の辞書は、ナント 『中学生の時から使い続けているという年季の入ったもの』 そしてその彼女は、「香港の生活に慣れましたか?」と優しい小さな声で 聞いて下さいました。 私は“その辞書が持つ重み”ともうそれまでの“不安と寂しさ”で もはや泣く寸前。。。 更に追い打ちをかけるように、 「もし宜しければお引っ越しされて落ち着かれた頃、 香港でもしお知り合いなどいらっしゃらなかったら、 何人か駐在されている方を存じ上げていますので、 気軽にお食事など一緒に致しませんか?」 辞書が「わらしべ」に見えてきました(笑) ※わらしべ長者知っています? 「それでは落ち着いたら連絡させて頂きます」と お礼を言いドアを閉め、、じ~~~~ん。 静かな興奮が訪れました。 (電話して良かった。。。) そして早速、辞書をめくって単語を調べようと、 最初に目に入ったのは欧米人らしき手書き文字の数々!!! そこには余白に英語で 「自分を信じてがんばって!」 「あなたなら何でも乗り越えられる!大丈夫だよ!」 「いつもあなたの事を想っています」etc... 温かい言葉がそれはもう所狭しと、ビッシリ色々書いてありました。 きっと中学生の時から、英語を勉強しながら海外に夢を馳せ、 勉強する中で、可能性を広げ多くのEnglish Speakerと出逢い、 その温かい言葉に勇気や愛情をもらいながら、現在香港で働くまでになった。 そして今だ、その辞書を使い続けている、、、。 思わず、その辞書が持つ「歴史の重さ」と「尊さ」に号泣。 (良くここまで来れましたね。。。) ●そしてその辞書からいっぱ~いパワーをもらった私は、 翌日のレベルチェックで知りうるボキャブラリーを使い切って完全燃焼! おかげで奇跡的に一番上のクラスに入ることができました!! 受付の方もびっくりしたくらいです(笑) そしてそのクラスだったから、今の欧米人と友人になることができました。 本当にあの辞書のおかげだと思っています。 ●そして前置きが長いですが、頂いた名刺を思い出しました。 「伝説の辞書」(笑)のおかげで、欧米人と交友関係を もてるまでになったことを感謝したいと思い、次に会う日本人は彼女に決定! メールを送りました。 するとせっかくなので、他の駐在の奥様にも声をかけましたとの返事。 えッ!(聞いてはいたが心の準備が。。。) そしていらっしゃる方の肩書を聞き、自分から誘っておきながら、 実はお断りしてしまいました(苦笑) 驚くような肩書でしたので。 しかしその後「個人として気軽にお会いできるのでなければ、 お相手の時間の無駄になるやもしれませんので」と一度お断りしたのですが、 「是非気軽なランチの席なので、お会いしてみませんか?」 と言って下さり、勇気を振り絞りお会いすることにしました。 続く~À suivre~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月20日 23時44分30秒
[出逢い] カテゴリの最新記事
|