ぼんやり上海生活→海辺生活→炭酸生活　　　　　　　　　

ところで、びっくりしたことのネタは尽きない。
忘れない内に、これが‘普通’にならない内に書き留めておこう。

先ず、誰もが口にするトイレねた。

初体験はここなら大丈夫だろう、と思って入ったカルフールのトイレ。
それでも、入りたくて入った訳じゃない。
子供のうんち！の一言で有無を言わさず行かされた、のである。
入ってみた。

息をのむ。
涙が出てきた。
なんで？・・・・・

もともと日本でも汚いトイレだけは絶対行かない私であったが、
扉のないトイレ、溝のトイレ、穴だけのトイレ、その他中国に関しての
トイレ情報は予備知識として持っていた。
それなりの覚悟は出来ていた。

カルフールのトイレはタイルの床、扉付き、洋式トイレ。
なのに、涙が出る。
床が黒く濡れてるけどまぁそれはいい、我慢。

ここは女性用トイレ。
なんで便座が全部あがってんの？
便座を上げて座るのか？ じゃぁ、
なんで便座の下の座るであろう所？が床と同じように黒く濡れてるの？
なんで便座を下ろしても黒く濡れてるの？
なんでタンクの蓋がとれてて、なんで中の水が真茶色なの？
便器も便座もタンクも床も全部汚なすぎて泣けてくる。

掃除のおばさんがモップ持って常駐してんのにどこを掃除してんの？

子供は出る！と言ったら今！なので、とりあえずティッシュで
便座を拭き、座らせる。 こんなトイレに座ってる子供にまた涙。

次から次に入って来るお姉ちゃん達は皆、おしゃれなファッションに身を包み、
にこやかに待ってる間しゃべっている。
この人達もこんなトイレに入るのか。
このトイレに何も思わないのか。
このトイレでどうやって用を足しているのか。

思わず話しかけて聞いてみたい衝動にかられる。

もう嫌だ、涙を拭きやっと外に出る。
気を取りなおして買い物を続けようとショッピングカートの
ところに戻る。

おしっこ！

泣けてきた。
またあのトイレに戻るのか。
やっとの思いで出てきたのに。

なんでさっきせぇへんかったんじゃ、ボケッ！

理不尽に怒られる可愛そうな３歳児であった。