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カテゴリ:海辺生活
日本への帰国で楽しみにしていたもの、それは私が上海での3年間、最も恋い焦がれて
いたもの。 ワイドショーとお笑い番組である。 ドラマや映画は、あちらでもすぐに見れる。 買物はある意味、日本以上にスリリングで充実感120%。 休憩させてくれ!と頼みたくなるほど、出歩いても出歩いてもまだ足りない。 余暇はとても満たされていたが、それでも忘れたことはなかった。 「なるトモ!」と「週刊えみぃSHOW」、ついでに「たかじん胸いっぱい」。 平日の朝の「なるトモ!」と、週末の「週刊えみぃSHOW」「たかじん胸いっぱい」。 これらは、ワイドショーとお笑いを同時に楽しめる、毎回はずれのない貴重な番組 なのだ。 なるトモ!の司会だった陣内は、藤原紀香と結婚してから出なくなったようで残念だが、 日本に帰れば、毎日の楽しみとなるはずだった、私の3時のおやつ的番組。 ところが私は知らなかった。 この三つとも、関西ローカルだったのだ。 え゛ぇぇえ゛え~っ!!? あれほど楽しみにして帰ってきた私。 夏休み、引っ越し作業とオット実家での寝泊まりにもジッと耐え、「もう少しで好きに のんびり笑って見られる日が来るわ!」と、自分を支えてきた。 ところが、そんな日は来なかったのだ。 ほんまかいな・・・・ なんであんなええ番組が関西ローカル?・・・ あぁ、浅越ゴエ・・・! 打ちひしがれる私を見て友達が言った。 「ケーブルとかで見れないの?」 ?? ケーブル? そう言えばこの家、何かのアンテナが付いている。 でもテレビのチャンネルすらいまだ謎だらけで、使いこなせていないのにケーブル? ケーブルもいまいちよくわからない。 でもそれで見れるのか。 代替え品のような「ラジかるッ」は、全然面白くない。 なんだありゃ。 あの勢いだけのしゃべりが鬱陶しい。 帰国して、色々な面で不自由さが消え、満たされているのに足りないもの。 あぁ悲し、関西人の性。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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