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   ぼんやり上海生活→海辺生活→炭酸生活         

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2010年04月28日
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カテゴリ:アメリカ赴任
エッグハントの一週間後には、小学校のスプリング・フェスティバルがあった。
学校が一日お祭りの会場になり、そこでの売り上げが学校の資金になる。
このお祭りの目玉は、オースチン内のお店やレストランから寄付された商品券や食事券、
各クラスごとに親と先生で用意したものをつめたバスケット、〇〇先生とアイスクリームを食べに
行く券、などのオークション。
このために、前々から担任の先生から「あれ持って来てー、これ持って来てー」と親に連絡が入り、
先生はそれらをまとめてバスケットに入れラッピングし、オークションに出す。
学校からメールで来るニュースレターは何週間にもわたりこれ一色で、なんとお祭り当日にまで
「今日がお祭りよー!」とニュースレターが届く。

すごい力の入れようで、みんな気分はもうスプリング・フェスティバル!というところに届いた
長男の担任からのメール。
そこには、あれこれ沢山長男に対する苦情が書かれていた。
かなり興奮していたのか、書かれている文章もあちらこちらに話が飛んだり前後したり、返事を
書くのも大変だった。
その先生は、私たちが12月にここに引っ越して来て学校に通い始めてから2週間で産休に入り、
4月から戻って来たところだった。
戻って来て2週間でこのメール。
授業中に私が話す英語を分からないふりをする、、ESLの英語の勉強をしたがらない、クラスの子
にバカと言った、など色々感情的に書かれていた。


私が話す英語を分からないフリをする??
「フリ」じゃなくて、本当に分かってないのだが。

クラスメートは名前で呼び合うもので、バカと呼ぶものではない??
何度止めてと言っても人の嫌がることを止めないバカに、止めろバカ、と言って何が悪い。
嫌がることを止めないのはいいのか。
そんなことをいちいち親に連絡する前に、なぜバカと呼んだのか理由を聞いたのか。
細かいことを逐一報告するのが仕事ではないだろう。
もっと建設的な対応をしてくれ。

授業中に分からないことを聞けるように、仲の良い友達を隣の席にしたらおしゃべりをする??
誰もその子と隣にしてくれと頼んでいない。
それが困るなら席を離せばいい。
分からないことを聞く相手は友達じゃなく、先生だ。
私に報告してどうする。

こんな話が延々と続く。
なんだこれは。 
ただのイチャモンか。

ほかにも、初めてこの国に来た英語がしゃべれない外国人の子供を全く理解出来ていないために
起こる誤解やコミュニケーション不足からきている問題も多くあった。
理解するための努力が全くされないままに書かれたのが良く分かる文面。
でも一つだけ、これが本当だったらきつく言って聞かせなければいけない、ということがあった。
それはESLの勉強をしたがらないこと。
みんなが英語の授業を受けている間、長男は簡単な英語のプリントをするのだが、それを嫌がる
というのだ。
これは寝耳に水で驚いた。
家では早くみんなとしゃべりたい、早くみんなと同じ勉強をしたい、と意欲的に英語に
取り組んでいた。
産休中のピンチヒッターの先生からも、彼はとても頑張っていて英語の力もどんどんついて来て
いるわ、といつも報告を受けていて何の問題もなかった。
なぜ突然こんなことに?
本人は、自分だけ違うというのが恥ずかしくてそういう態度をとったと言うが、今まではそれでも
先生の指導力が勝っておとなしく従っていたはずだ。
どうもこのメールの内容や文章から先生の力不足という感が否めない。
が、それに関しては理由がどうであれ許されることではないと懇懇と言い聞かせ、先生に謝る
こと、態度を改めることを約束させた。


それにしても、何の前ぶれもなく突然来たメールに腹が立つやら凹むやら。
長男のとった態度にも腹が立ち相当凹んだが、その事実は真摯に受け止め、親子でよく話し
合った。
これからしばらく要観察だ。
でも、「こういう態度をとるのは適切でないということくらい分かっていないといけない年齢だ」
などと書かれていたが、先生という立場の人間が感情的になり、異文化から来た言葉も出来ない
子供を理解しようともせず、面談の申し入れもないままいきなりEメールでこういう内容を
送りつけてくる事も相当不適切だ。
今はメールでの連絡が当たり前のようになってはいるが、こういったことはメールで言うこと
ではない。
そして正直、バカにするような文面や見下すような書き方に私のハラワタは煮えくり返っていた。
送られてきたメールには、長男のしたことを謝り、誤解が解けるよう一つ一つ説明し、先生にも
理解を求める内容を返信し、その後先生に会いに行った。
長男の悪かった部分は謝らせたし、私も謝った。
でもそれ以外のことに関しては、私も言わせてもらった。
当然、お母さんが「あんなこと言わなければ良かった」と恥ずかしくなるようなことは、今後
二度とするなと長男に強く言い聞かせた。
人を悪く言う時は、自分に非が一つでもあってはいけない。


その後、アメリカ人のママ数人にも聞いてもらったが、内容以前にそういうことがメールで突然
送られてきたことに、みんなあり得ないと驚いていた。
そして、産後すぐに戻って来るからこんなことになるのよ、ホルモンのバランスが崩れて
おかしくなってるのよ、と産休明けの先生によくあることだと慰めてくれた。
彼女たちの子供の担任も産休明けで戻って来て、今クラス中統制がとれない大変な状態に
なっているという。
自分の子供にも悪いところがあるのは重々承知だが、彼女らとのおしゃべりに少し救われた。
彼女たちの気遣いに感謝。
でも長男のしたことは許されることではない。
その事実に深く落ち込んだ日が続いた。


こんなことがあってかなりのエネルギーを消耗したが、その週末スプリング・フェスティバルが
あり、その数日後にはオットの両親が日本から一週間遊びに来た。
その一週間でボロ雑巾のようになったのは言うまでもない。
そしてチビの誕生日、オットの会社の食事会、友達の誕生日パーティー、コンサート、車の免許
のテスト、参観、遠足、運動会、送別会と5月中旬まで続き、そこから6月2日の卒業式&修了式
までの二週間毎日、パジャマを着て行く日、スリッパで行く日、枕とブランケットと本を持って
行く日、一番好きなお菓子を持って行く日、海に関するものを持って行く日、等々死に物狂いの
ラストスパートに入る。
どうかご無事で・・・私。





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Last updated  2010年05月20日 23時16分28秒
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