やっぱり読書 おいのこぶみ

2016/06/23(木)09:26

映画って・・・

映画鑑賞(34)

先日、是枝祐和監督「海よりもまだ深く」を見て来ましたあらすじは 作家をめざしてなれなかった男、だらしがなくて大人になれない男が別れた妻もあきらめきれず、養育費も滞るくせに息子に会いたがり、団地に住む年老いた母にもたかる、くすねるを繰り返す そのどうしようもない男が元妻息子と嵐の一夜を母親の団地で過ごす ドラマ「どこでまちがったんだろう?」という 男、阿部寛はともかく 樹木希林の母の何気ない演技が素晴らしいし、元妻の真木よう子がいい雰囲気でしたドラマはあるのですが、団地風景がメインとおもいました ホント、懐かしい~ わたしたちの世代ってそんな「昔の団地」を通り過ぎたり 、いまだに住んでいたりって多いです 古くなって建て替えも始まってますが、あれだけの規模に増殖した団地おいそれとはなくならないです古くやたら大きくなった木々の葉に吹く風の映像が印象深く、たまりませんでした  それからダイニングキッチンの狭さ、流しまわりのごちゃごちゃさ ベランダの鉢植えの木や植物 「花も実もつけないミカンの木」はダメ男の母が大切に水やり(笑ダイニングテーブルに落ちんばかりに載っているラジオ、さまざまな日用道具や食器 ごしの さえない息子と母の会話はなにとはなく(涙映画って映像でもありますね むかし、フランス、イギリス映画の映像によって外国にあこがれて 雰囲気に浸った喜びもこれだったのですね   

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