08年4月の読書
紙の日記もそうであるけれど、習慣がいったん崩れると容易には戻らない。 引越しは4月末に済んだ。後片付けが終わるか終わらない時期に、孫のひとりが大病をし入院「ばあば」としては手伝いにいってしまうのが人情である。 やっと退院したのでやれやれ、さてと思ったら畑が草ぼうぼうのお手入れ待ち、それをどうにか処理をしてほっとしたところ。 しかし、老いの身には2ヶ月余りの忙しさがこたえボーっとしてしまった。楽天のページを見るのも怖いような心境に…(笑) いけない、いけないと筆を、もといマウスを持った次第。 したがって4月の読了本は3冊のみ『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー(亀山郁夫訳)『「カラマーゾフの兄弟」の続編を空想する』 亀山郁夫『Puzzle パズル』恩田陸 3月に続き本が読めなかった。 カラマーゾフの感想はおいおいに、といっているうちにわすれそう、と予防線をはっておこう。 東京の事務所を整理して畑のある家に持ち込み、なんでもふたつある、というごたごたした生活である。 冷蔵庫が2個というのは電気代はかかるが便利、しかし洗濯機、電子レンジに電気釜、湯沸しポットなど使わないとこわれそうなものは困る。20ヶ月に後また使うのだから電気を通しておかなくてはなるまい。 なべ、やかん、食器も出したのであふれにあふれて道具に囲まれているようだ。しかもひと部屋は本棚など東京の「モノ」置き場になってしまっている。倉庫代を倹約するのだからしかたないけれども。 と、ぼやきつつも買い込んだ「未読本」はしっかり置き場を確保してあり、これから文字通り「晴耕雨読」で大いに読みたいな♪