しごとごとごと
私の担当管内にある大学のソーラーカーチームが、アテネのレースで世界一になった。で、「ひともの」記事を書かせてもらえることになる。新聞の2面に写真付きで載ってる、あれです。文章が長いので取材はしっかり。追加取材と書き直しの日々は大変だけど、勉強と思って謙虚に。丁寧に。人は「機械がこわれた」といらいらして機械を責めるけど、ほんとは人が「機械をこわした」ということなんです。機械は正直で、こわれるときには必ず理由があるし、ちゃんと手順を踏んで修理してあげれば確実に治る。まー、個体差はありますけどね。とてもいとおしそうな表情で話すので、ああこの人は心から機械や車が好きなんだなあということが伝わってきてじーんとしてしまう。ひとつのことに打ち込んできたひとの言葉には、発見がたくさんあるのです。きっときっと、いい原稿にしますからね。すてきなお話を聞かせてもらったお返し、わたしにはそれくらいしかできませんが。と思いながらパソコンをひらく。さーがんばるぞ。