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2011年02月04日
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カテゴリ:ミステリ
 今日のおすすめは、本格推理小説、有栖川有栖(ありすがわありす)のデビュー作『月光ゲーム - Yの悲劇'88 -』。

 有栖川有栖という変わった名前の作家は、息子の大学のサークル「ミステリー研究会」の先輩。息子は大学時代に何度か有栖川有栖を招いて講演会やサイン会を行ったようで、直接面識もあるようです。

 さて、作品の方ですが…。

 バイトでお金をためて大学の推理小説研究会のメンバーで矢吹山にキャンプに行きます。他の大学のグループともいっしょになり、キャンプファイヤーをしたりして仲良く楽しい夏休みを過ごしていると、突然、山が噴火。下山する道が崩れ、彼らは山の中に閉じ込められます。そんな異常な自然の中の密室で、連続殺人事件が起きます。ダイイングメッセージ(死の間際に書かれた言葉)はどちらも「Y」。これは何(誰)を意味するのか。噴火の続く火山から彼らは脱出できるのか。推理小説研究会の面々は犯人を捜すが…。

 これから犯人を言い当てる、というところで、読者への挑戦「あなたは誰が犯人だと思いますか?」という箇所があります。このあたりが、作者が傾倒している作家、エラリー・クイーンの『Yの悲劇』同様、本格推理小説たるところですね。

 また、読んで懐かしく思ったのですが、大学生同士の淡い恋や楽しい休暇の日々がさわやかに書かれています。大学時代の、あんなこと、こんなことをついでに思い起こしてしまいました (^_^;;;。

『月光ゲーム - Yの悲劇'88 -』 (作・有栖川有栖、創元推理文庫、税込 \777)





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最終更新日  2011年02月04日 16時41分48秒
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