駅に行くのに気分を変えて裏道を通ったら、道ばたに打ち捨てられているバイクを発見。

Vespaだった。

ヴェスパと書くのが正しいのかもしれないが、ここではベスパにさせてもらおう。
こういう個性のあるモノを見ると脳細胞が刺激をうけて、さまざまなイメージがわきあがる。

まず浮かんできたのが、映画のシーン。
ジャン=ジャック・ベネックス「ディーバ」、ナンニ・モレッティ「親愛なる日記」、フランク・ロダム「さらば青春の光」などなど・・・。

個人的にはクロード・ノリという写真家の作品が印象に残っている。
ノンフィクションっぽいモノクロ写真で、イタリアの海辺のバカンス風景を撮影したもの。たしか表紙でも女の子がベスパに乗っていたはずだ。

他にもいろいろあると思うけれど、やっぱりイタリア、フランスあたりの風景が似合う。
同じオートバイだからといっても、ホンダやスズキやカワサキとなると、ちょっとイメージが違うかな。

それにしても、壊れたバイクを放置するのはやめましょう。