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カテゴリ:本・作家
リチャード・ブローティガンの本が書棚の一角を占めている。
だけど、本来あるべきところにない作品がある。 その昔、お金に困ったときに、レアなレコードと一緒に売却した何冊かだったりする。 そんな本の一つが「東京モンタナ急行」で、最近どういうわけか無性に読みたくなった。 古本屋に行くたびに探していたのだが、たまに見つけてもとても買う気にならない高額値札がついていることが多い。 そりゃ定価より高く売られる希少な本だとは思う。でもなあ、そこまで高くするかな? ところが、神は見捨てていなかった。 最近、ある古本屋でついに「東京モンタナ急行」(適正価格)を見つけたのだ。 迷わず買う。 ページをめくると、最初に買って読んだ20代の頃の記憶が甦ってくる。 小説というより、短い断章からなる作品集だ。 この作品を評価しない人もいるらしいが、自分にとって大切な一冊であることは間違いない。 ゆっくり、ゆっくり、味わうように読むことにしよう。 今度は、売り払ったりしないからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.25 17:39:38
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