孫(男小二)と映画を見に行った
車で40分の道のり、国名でのしりとりをしながら。
行き詰まると首都名、県名、都市名までと拡大していく。
思ったより早く着いたので「なにか買う?」と聞くと「文房具売り場へ行こう」という。
なかなか勉強熱心だと思ったら、”変わった鉛筆”を集めるのが学校で流行っていて、それを探すためだと。
「アース」は地球の温暖化を訴える記録映画。
地球を北極から南極までを、動物を通して見ていく。
絶滅の危機にある「ホッキョクグマ」の親子の映像から始まり、アネハつる オオヤマネコ 極楽鳥 アフリカ象 ザトウクジラ ホオジロザメなどなどさまざまな動物の貴重な生態を映し出す。
定点カメラで撮ったような自然の四季の移ろい、ヒマラヤの高みでの空撮、象やクジラに触れそうな水中の映像。
世界最長の滝「エンゼルフォール」のシーンは思わず足がすくむ臨場感がある。
テレビがなんでも放映する今日、度肝を抜く映像と感じるものはそう多くはないかもしれないが、音と相まって飛び込んでくるのはさすがに迫力がある。
子供にも見せられるよう動物が動物を食べるシーンはほとんどカットされているが、自然の残酷さは子供にも感じられるだろう。
孫に「どうだった?」と聞くと「良かった!」とは言っていたが、どこまで理解しているやら?
私が遠い昔に見た「青い大陸」に感動をおぼえたように、将来孫がこの映画を観た感動を少しでも覚えていてくれたら・・