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テーマ:図書館で借りた本(43)
カテゴリ:読書
まだまだ先のことだが、親が介護が必要になったときの ことをもう考えておくべきなのではないだろうか?と 焦り初めてくるような本を読んだ。 老いたる母と、戦いすんで日が暮れて ここに出てくる老母は経済的にも自立していて、 その子供達(娘)もそれぞれ老母のために 部屋を用意したり、老後を支援するため 姉妹が協力している。 ところが、親との精神的な行き違いが 生じ、ボケを理由にどんどん施設に 預ける話が進んでいく。 その過程が綴られている。 悲しいものだな・・・と思いながら読んでいたが、 作者のジャーナリストである末妹の介護に対する 思いや専門的な知識を織り交ぜた話は身内の介護に 限界があることを思い知らされる。 当人にとってもギスギスした関係を人生の末路に 味わうよりも良い思い出だけを抱いて生涯を 終えた方が幸せなのではないだろうかと思う。 考え方は人それぞれだが、人間はいずれは年を とるもの。 時間があるときに自分自身のことを含め考えて みてはいかがだろうか。 << 楽天にもこんなコーナーあったんですね! >> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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