ひつじさんのブーツ

2007/09/13(木)22:59

オーストラリアでの幼児教育について

子ども支援 遊びと空間(15)

TAFEで幼児教育の勉強をしていて、なんども、あ!あの時こうすればよかったと過去を振り返ることが、何度もあります。 例えば、かんしゃくを起こして、地面に寝転び手足をバタバタ・・・・。     座ってもらいたいのに、いやだ、いやだ。といい、言うことをまったく聞かない。 などなど、困らせる態度。 そのときの対処で、一番なのが、 無視!     目も合わせず表情ひとつ変えずに、何事もなかったように振舞う。 でも、決して立ち去らずに、同じ空間(部屋で)お互いが確認できる場所に位置し、何事もないようなふり。 (立ち去らないのは、そのままの子供を受け入れる、’どんな態度でもそばにいるよ’というメッセージを送ることで、信頼関係を作るそうです) これは、スーパーで「これかって!!」とジタバタするお子様に使える?! 大体の子は2.3分もすると泣きつかれて、そのうちじたばたするのをやめて、キョトンとするそうです。子供は、なんで、あわてないの??と思い、泣き叫ぶのをやめて、二人の間にシーンとした空気が流れる。 そのときがチャーンス。 「そんなに泣いて、のど痛くない??」「そんなに悲しかったの?」「***して、家に帰ろう?」とやさしく切り出す。 そして、子供の言い分をよく聞いてあげることだそうです。 実際スーパーでこのようにうまくいくのかどうかは、まだ実験したことがないので、わかりませんが、TAFEの先生が言うには、かなり効くそうです。 確かに、幼稚園でも、同じように無視と空間を一緒にするという行動をほかの先生がしていたかも・・・。 このことを、習って2日目。 今日、 早速試してみた。 2人でする恐竜の骨を発掘するキッドをしている男の子と女の子を観察していて、女の子が私のところに来て、 「*** が一人締めして、私に順番をくれない」 と嘆いてきたので、 一度、二人で交代でやってね。といって、しばらく観察。 その後もまた、女の子が同じことで、私のところに助けを求めてきたので、 「もうずっと一人でやっているよね。次の人の順番だから、交代してね。」 というと、男の子は、 「あぁーーーーー!!もーいい!!!」と、やけくそで、木のハンマーとブラシを投げ出して、ぶつぶつと文句をいって、かなり大げさに悲劇のヒロインに。 私は、女の子に「***は、気にしないでね。」といって、サァーと3歩離れて、普通の表情でほかのこの子の対応。 30秒もかからないうちに、男の子が私のところにやってきて、不思議顔 それでも、普通にほかのこの対応を続けて、様子見。 しばらくして、その男の子が積み木を積み始め、また、私の顔をチラ、と見た。 ’いまだぁーーーーーー!!’とおもい、すかさず、 積み木を手伝って、ほめにほめまくり。 ’無視’作法。 効果大!! もっと早く知っていたら、もっと楽だったのにまー、いろいろと失敗したから、そこから学んだこともあるのでしょうが、ヤッパリ、勉強すると仕事が楽になるんだなぁー。。。と改めて、TAFEに通ってよかったぁーと思います。 もうひとつの方法は、子供が何か問題がある態度をするのには、必ず訳があるので、その態度自体を直すのではなく、その直前の出来事とその直後の出来事を書き出して、どちらかを改善すればよい。 のだそうです。 例えば、靴下がないといって泣きやまない子供。     その前の出来事は、靴下を脱いでボールにして遊ぶ。     その後の出来事は、大人が探して、子供に渡して、泣き止む。 この場合は、靴下をボールにして遊んでいる時点で「投げていると、靴下をなくしちゃうよ。靴下がなくなってもいいの?」と聞く。 これだけで解決。 「靴下は投げるものではない!」といっても、こどもは、「楽しいのに・・・それに、投げれるしぃ・・・」と思い、その場ではやめますが、違う場所で靴下を投げることが多い。理由をわかるように説明することがとっても大事。 この場合は、物質的なものなので、わかりやすいですが、もっと気持ち的なもので、嫉妬心や甘えたい気持ち、寂しさ、などなどが原因のときは、そのこのことをよく観察して、よく知ることが大切。 頭でわかっていても、ついつい、その時の態度だけを見てしまうもっと、勉強してこどもの気持ちがわかるおとなになりたいなぁ。 よさそうな知育玩具を見つけました。1から3までは覚えられるのにその後がなかなかうまく覚えられない。または、色の名前が覚えられない子は遊びながら覚えたり、歌で覚えると効果的です。 こどもの成長を願う発育おもちゃ  胎児の聴力、幼児の感覚、そして園児の視覚の発達を促すおもちゃたち。 アイラブベビー カラフルな色使いでおとなも見ていて和んでしまうキャラクターがいっぱい。子供の気持ちをしっかりとわかっているメーカー。 遊びながら色や大きさの識別、数や量の概念を学べる木のおもちゃビルドアップ・ブロック(ボー... 絵を見て同じように積み上げるタイプのブロックです。子供はものの影になった部分のブロックを考えるので、将来の数学の勉強に役立ちます。もし、うまくできなかったときも、ほめてあげてください。そして、大人も交代でブロックを積み上げて、例を見せてあれると、それをまねして上手にできるようになります。 【木製おもちゃ・知育玩具】ピラミッド キューブ (10キューブ) フランス≪Boikido社 ボイキ... 1から10までの数字の練習や色の観念、それから大きさの観念が学べます。大きいものから順番につむ練習は、大人が直さなくても、ブロックが崩れるので、その時点で子供は どうすればうまくできるかを考えていろいろと試す。 この作業が子供の脳の成長に効果大。出来上がったときは、子供の背と同じほどの大きさになるので達成感が大きいです。 レシオ社 パロ なぜか子供はハンマーが大好き。さらに、ハンマーでたたくという作業が大好き。なので、こちらのおもちゃは何度でも、飽きずに繰り返し楽しめます。色の名前を覚えるのが苦手なお子様に。ハンマーで赤いボールをたたきながら、「あかぁー」と言う練習をすると、色の名前が覚えられるのでは?? ベビー知育リンク集

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る