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2005.4.18 朝日新聞
授業でサークルで「楽問」 上海で日本のある塾の先生が日本で一番難しい中学校の入試問題を授業で行った。 なかなか解くことのできない上海の子どもたちに 「答えを言いましょうか?」の問いかけに対して返ってきた言葉は 「不要!」 「絶対できるはずなのに。悔しい」の声が上がる。 「ねばり強く考えようとする姿勢がすごい」 この「悔しい」の感情は大切ですね。 そしてこの粘り強さ! 中国では一番人気は算数サークル。 子どもたちは算数を楽しんでいるそうです。 中国は特に算数が尊重される傾向がある。 だから算数サークルが盛ん。 親は、受験に必要な算数の力をつけ、エリートになって欲しいと思っている。 でも「他の教科も大切なんだよ」 算数熱や受験戦争を背景に、算数が理論重視になり、 子どもの負担が大きくなったため、上海では教える内容を見直す動きが続いている。 新しい教科書の特徴は算数を日常生活に結び付けている。 日本でも数学の現代化という時代がありましたよね。 現代数学の高度な知識課程を養成し、 その結果、子どもたちはそれについてくことができず 学校は退廃してしまった。 学校で授業が分からないことほど面白くないことはないですよね。 それから「人間性の育成」が重視され、「ゆとりの教育」「生きる力」へとつながっていって。。。 そして、今また「ゆとり教育」が見直されようとしています。 戦後からの教育の変遷を見てみると 生活単元→系統学習→現代化→ゆとり→生きる力→学力低下→脱ゆとり なんだか、順繰りに回っている感じです。 もちろん、一つ一つの時代の中で発展していってるんだけれど、 ひとつのサークルができているように思います。 上海の校長先生「人間性や応用性を育む改革」なのです。 と結んでありました。 「人間性、応用性」どこの国でも目指すところは同じなんですよね。 人として大切なこと、それは国、民族、人種関係ない。 世界中の子ども達がなによりも生き生きできること。 それが一番大事! これこそが国際理解だったり、国際協力につながるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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