ソクラテスの妻用事

​無謀なる日米開戦の日・８０年前

１９４１年（昭和１６年）１２月８日未明。
８０年前の師走の８日。
１１月２６日。択捉島単冠（ひとかっぷ）湾から出港した大日本帝国海軍第一航空艦隊「日本軍急襲艦隊」がハワイ・オワフ島の米国太平洋艦隊基地を宣戦布告無き奇襲攻撃。
リメンバーパールハーバー。忘れるな真珠湾を。
大日本帝国（旧日本）は、あろうことか米国・英国との大戦争に突入した。
マスメディアを含め、とかく終戦（敗戦・無条件降伏）時の悲惨、無駄死にだけが、様々な歴史観を持った人物たちにより、クローズアップされ、描かれている。
だが、遂に米国との戦争突入の経緯は、ほとんど触れることはない。これが問題なのに――歴史は繰り返される。
これまで、私見は常に「無益かつ無謀な戦争突入」と指弾してきた。
何故なら、「傀儡国家・満州国」からの完全撤退を追及され、絶対に勝てないと分かっているのに、机上の空論「１、２年で停戦和議」を前提にしての日米開戦だったからだ。あまりにも身勝手すぎる「日米開戦」「太平洋戦争」だったのだ。
また、「日米開戦」の腹積もりは明治４３年から持ち始めていた大日本帝国・軍部だったのだ。
東南アジア・東アジアへの欧米列強の植民地支配が既成化した後、大日本帝国は二番煎じか柳のドジョウ２匹目と目論見――いつもの後手が好きで、特異の戦争精神論を説きながら、そして欲に駆られる指導層たちは、机上で用意周到に無謀なる日米開戦をやってしまった。
その結果は言うまでもないだろう。だが一つだけ言いたい。結局、回りまわって新生日本国に、因果応報の如く天からばつばつと降り注がれているのだ。
そして誰も責任を取ることなく、未だに「あの戦争は正しかった」「皇国史観を自論」と。
昨日も靖国参拝にいく「超党派の国会議員たち」。何度も「犠牲者の御霊は靖国にはいない」って言っているのに。南洋とシベリア、そして中国などで野晒しとなっている同胞の骸１００万人以上いると言うのに。
未だに許せない。戦争指導者たちを！　そのDNAを引き継いでいる輩を！

わたしは独活（ウド）の大木だが、「石川啄木」「幸徳秋水」「与謝野晶子」ら多くの「非戦主義者」に連なりたいものだ。ひとりの人間としても基督教徒としても。
だが、わが郷土を犯す者たちには一所懸命で鬼と化し、山野に潜みつつ駆除する覚悟は２０才から持っている。目には目を！　歯には歯を！　口には口を！　鼻には鼻を！　耳には耳を！　ん？

寒くなって来ているが、雪が積もらん。
雪中ジジソロキャンプ行軍が出来ないでいる。
最近とみにソロキャンプ（冬期間も）ばやりだ。
ネットで見たら、キャンプ用折りたたみ式耐熱ガラス窓付ストーブが安い。
がっくり。昔からある薪ストーブ（煙突含む）買った、１年前だというのに。どうする。

冬期間、支笏湖湖畔のキャンプ場が閉鎖だ。朱鞠内湖など何カ所かのキャンプ場は可能だけれど、湖水は凍って雪原となり見えない。ワカサギ釣りは出来るけど。５匹釣ってどうなる。スーパーではひとパック２５０円で１００匹入って売っている。そういう問題か。
支笏湖畔の２カ所のキャンプ場の冬期間の開放を求めたい！
支笏湖だけは不凍湖。格別な冬の自然界が見れるのに。残念至極である。
孫たちが年末にやって来る。
手指足指折り数えているよ。骨折しないように。
そうそう、わたのクリスマスプレゼントはコロンビアの「氷上でも滑らない冬用ブーツ」と決めている。これは優れモノ。ビブラム特製底。しかも暖かく防水。八剣山、軽登山でも使えそう。
凍る北の大地。何度すってんころりしたことか。かつて友人は除雪（氷状態の雪）中に滑って頭を打ち逝ってしまった。尊敬する知人は足首を骨折。誰彼も例年の事故多発。わたしも何度も脳天打ち、満天の星空を見るし、失神もあった。でも失禁はなかった。だが何故かスキーでアイスバーンを滑ってもエッジは火花で光ったが、脳天では星も輝かず。ん？　これは尊敬するブロ友・神風スズキ先生に訊かなきゃ。
買って３日目にアイスバーンで新車を大破し、任意保険加入直前の事故。体は残ったが、ローンも残った自損事故の過去。北海道では高級車の新車を冬期間乗ったらアカンこと知る。話がずれた。
南米のコロンビアの話だった。ん？　ビブラム大統領？　靴底の帝王？
すってんころりとならない。指も折ることがない。
待てよ。指は折らなきゃ、やって来ないか孫たち。
サンタさんに――誰が頼んでいるかな。今のところ、誰も頼んでいないってさ。
よし！　行くか！　サップランドへ！　自助の考えで。だってさ、今の政権も自助を旨としているからさ。ん？
私見：台湾有事の場合、非戦論のわたしはじっと手を見る。ん？