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テーマ:ブラジルで観た映画(104)
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今月二回目の祝日で、この一ヶ月の間で3回目の祝日になる15日はブラジル共和国記念日の日。
これだけ休みが続くと、いい加減出かける気力もなくなってくる・・・というのは「おばさん化」している兆候か・・?(泣) この日はどこにも出かける気分にならず、な・ん~と この私が掃除を始めたのだった・・・。 今のテーブルの下に敷いている 土足のため黒ずんできたカーペットを引っ張り出し、洗剤とブラシでごしごしと洗った。水を含むと何倍にもの重さになるカーペットを洗うのは かなりの体力を必要とし、はあはあと息が切れるほど。 普段洗わないソファアカバーやら座布団なども丸洗い。子供のお弁当入れのバッグなどもごしごしと洗いまくった! 家の掃除もし、洗物を全部外に干して、ダンナと二人でDVDを借りにいった。 近所のDVDショップはなかなかの穴場で、メジャー映画のほかにも私の好きなマイナー映画なども数多く取り扱っている。しかも、レンタル料が他のレンタルショップよりも安い。 しかし、今回はしばらくご無沙汰していたにもかかわらず、めぼしいDVDが入っておらず、楽しみにしていた「死ぬまでにしたい10のこと」や「Laws of Attraction」はレンタル中で、あまり借りたいと思える映画がなかったので、大作の「マスター&コマンダー」を借りることに。 ~あらすじ~ 1805年、英国海軍サプライズ号は、祖国を遠く離れた海上で、フランスのアケロン号と対峙していた。数々の英国船を沈めてきた敵船に怯え、異様な緊迫に包まれる船内。そこにはあどけない少年士官の顔も見られた。だが彼らにはジャック・オーブリー船長の存在があった。船員たちが“幸運のジャック”と慕う彼は、幾多の苦境を乗り越えてきた百戦錬磨。12歳の士官候補生ブレイクニーも、船長の勇姿を眩しそうに見つめる。そんなある夜、サプライズ号は霧の中から現れたアケロン号の奇襲を受け、ブレイクニーも右腕を失ってしまう…。 ・・・という話の筋書きの印象とはうらはらに ラッセル・クロウ演ずる艦長が やり手には見えても 「伝説の艦長」だとはどうしても見えなかった・・・。(笑)それでも、ラッセルクロウって どんな役でもこなせる結構貴重な俳優かも!って思った。超ハンサムではないけど、男の色気があるから ラブストーリーもOKだし、今回の男むさい英雄モノもいけるし、グラジエーターのようなヒーローものも NY コンフィデンシャル(?日本名はこう?)のような はみでものもいけるし。いい俳優はごまんといるけど、どんな役でもOK!という俳優はなかなかいない。ゴシップ話では 結構自意識過剰のいけすかないやつのイメージがあるけど、実は私には結構くすぐられるタイプである。・・それは かつて人妻の私に猛烈アタックしてきた10代のたれ目の可愛いブラジル人の男の子に似ているからかもしれない・・・。(汗) 横道にそれてしまったが、この映画、場面はずーっと海の上。船での戦闘の厳しさを見事に表現している。相手を攻撃するには 相手の船の真横に立ち、相手からも砲撃を受ける。飛行機のように無傷で相手をやり込めることなど不可能だ。かつてのイギリスの階級制度というのも垣間見られる。船員はいつまでも船員、キャプテンになれる地位のものは 子供のときから それなりの地位にいる。決して交わることや分かち合うことなどなし。ヨーロッパの努力しても報われることのない完全なる不公平さが悲しい・・。 久々の大作の鑑賞だったが、なかなかストーリー運びはポイントが絞れており うまいと思ったが、やはり時代背景や状況描写を細かに描写するのに重点が絞られており、登場人物の心理描写が乏しく、もっと彼らの感情面が掘り下げられていたらさらに楽しめていたかなあと思う。 歴史好きなダンナは 大喜びの映画でした! 映画館鑑賞後、まったりとインターネットで遊んでいたら、雨が降り始めた。急いで 洗ったものの取り込みにかかった。それ以降は 翌日までずっと雨。 洗い物は 今でもまだ湿ったまま ウチの中に佇んでいる・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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