LINKIN PARKのLIVEに行って来ました!(2)
(昨日の続き)17時ごろ会場に着いた私たちは 長蛇の列に割り込み(曲がりくねった所ですかさず!)、席を確保!私たちの席の後ろには 10代の女の日系人のグループがずらっと10人ぐらい陣取っている。ウチの生徒たちと話し始め意気投合したようだった。そのときは 後ほど起きることは予想だにしていなかった・・・。20時に前座のブラジル人バンド、チャーリーブラウンJR(CHARLIE BROWN JR)登場。彼らはハードコアにラップのテイストを加えた独特のリズムでブラジルではトップレベルのバンド。彼らの音楽を聴いていて面白いなあとつくづく感じたのが、ハードコアというジャンルでも 国が変わると趣向も変わる、ということ。天気の悪い鬱気味なドイツへ行けば暗く重い音楽になり、ブラジルのように絵の具の「アオ」をこぼした様な真っ青な青空が続くトロピカルな国では 陽気になる。ブラジルのビーチには チャーリーブラウンJRの音楽がよく似合う、という訳だ。ブラジル人は低音がすきだ。ドラムの音はとっても重要で重く激しく速い。そしてベースはバババババリバリと激しくうなっている。それに反してボーカルの声は 弾性のあるよく響く声で陽気に跳んでいる。ただひとつ、・・・・PALABRAO(卑猥な言葉)・・・・多すぎ・・・。太っちょで キャップ&でかTシャツ&スケート用半パンのボーカルは 調子にのってコレを連発しているし、観客にも言わせるし、観客も言ってるし・・・低俗だな~という感はぬぐえなかった。前座のSHOWも終わり、一時間後に待望の「LINKIN PARK」の登場。会場の電気が消えると同時に 観客の興奮は絶頂に達した!!「ぐおああああああああ!!」「ぎおうええええええ!!」「がああああああおお!!」凄い奇声が後ろの方から聞こえてくる・・・・・ ・・・そう、例の日系の女の子たちだった・・・・・おまえら ゴジラか???とマジで突っ込みいれたくなるような 人の声とは思えぬ奇声。始めは あまり気にならなかったのだが、曲の間奏の間や終わったとき、曲の演奏中に 突発的に発する動物的な奇声・・・。ダンナと二人して顔を見合わせて「成功した人気者も こういうファンがいちゃあ辛いねえ。」などと笑っていた。その他にも 「なりきりチェスター君」(ボーカルね)やら「なりきりマイク・シノダ君」がたくさんいて、イスに上がり、前のイスの背もたれに片足をかけて、片腕を上下に振りながら陶酔しきって歌っている男の子も多数いた。 演奏曲は 「LIVE IN TEXAS」のDVDに入っているものとほとんど同じ曲で、なかには 他のアーテイストのカバーなどもあった。実際発表していた曲数よりも 一曲少なかったそうだ。SHOWは音がものすごく悪い・・・・野外のスタジアムのせいだろうか・・・いや、音調のせいだろう。その上ファンがノリノリで 皆 全曲歌っちゃってるので ボーカルの声が聞こえないよお・・・。耳の後ろに手のひらをあてがって 後ろのゴジラたちの奇声をさえぎるようにして 聞いていたが それでも音がぼけちゃってて 残念だった。SHOW中に霧雨が降り始め、PISTAの人や観客席の3階の人は屋根がないため 濡れてしまって大変だったようだ。結果としては 久々のコンサートの熱気に触れられて懐かしく思えたし、大好きなバンドのSHOWに行けた事はよかったのだが、音が悪かったから中途半端な気持ちでスタジアムを後にした。それでも他のファンにとっては 聞くことより、生演奏を聞きながら飛び跳ねたり、押し合ったり、歌ったり、雄たけびを上げたりすることができて 大満足のようだった。 ・・でもね、やっぱり 体力要りますわ・・・・コンサート終わったの0時でっせ。終わってから何か食べようとか思ってたんだけど無理無理。もう頭が寝ちゃってるから。家について床についたのは2時のことでした。<<演奏曲>>何か抜けてるのあるかも・・・ Lying From You Papercuts Numb Somewhere I Belong Faint Crawling Breaking The Habit Wish ( Nine Inch Nailsのカヴァー) One Step Closer