ベンチャー企業の経営において、Plan-Do-Check-Actionのサイクルを早くまわすことが重要であると言われています。
そのココロは、事業計画書通りにうまく行く新規事業なんて存在しないことを前提に、(1)計画と実績とのズレの把握、(2)対策・戦略修正の立案及び実施をスピーディーに行うことが大企業以上に重要だ、ということです。
では、どうしたら経営のスピードアップが行えるのでしょうか?いささか抽象的ですが、(1)ベンチャー企業の経営者が会計知識をもち(特に自社のバリュードライバー、つまり経営上重要な会計数字のツボを知っていること)、(2)意思決定に必要な数字をタイムリーに知ることが出来る会計システムをもつこと、が基本となります。
ベンチャー企業の経営者が、会計を税務や法定開示のための義務的手続き、という守りの視点からとらえるだけではなく、スピード経営を行うための攻めの武器という視点で考えると、新たな発見があります。これが戦略会計の考え方です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.06.11 21:43:11
コメント(0)
|
コメントを書く