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昨日、ベンチャーステージ上野には2人の内覧者がいらっしゃいました。偶然ですがお二人とも東証一部企業のご出身で、いまは別の会社に勤務されています。
貴重なご感想を数々頂きましたが、オフィス環境、設備についてはポジティブな印象を持っていただけたようです。インキュベーションやレンタルオフィスというと、一部ゴージャス系を除いて、狭くて、陰気で、長く仕事をしていると滅入ってしまいそうなものもありますが、設計時に「明るく」「狭苦しくなく」を意識して作ったおかげで、かなりゆったり感があります。 一方、ベンチャーステージ上野は単なるレンタルオフィスではなく、高い成長、うまく行けば株式公開も狙える企業を対象としているため、ハードルが高いのではないか?という指摘もありました。 たしかにハードルを意図的に上げている面もあるのですが、入会審査に必要な書類も申込書と事業計画書(書式不問)ですし、場合によっては事業計画書は一緒に作るようなかたちでもかまわないと思っています。となると残るのは起業家としての人物評価(大変僭越な表現ですが)となりますが、これについては日々考えさせられることが多いです。 以前、MBAベンチャーネットワークのイベントで、サンブリッジのアレン・マイナー氏がおっしゃっていましたが、米国のVCが起業家の資質として重視する項目の順番は(1)情熱、(2)信頼性、(3)マーケットの信頼性(ちゃんと市場があるか、ということ)、(4)経験・能力、(5)ポテンシャル、(6)好きか嫌いか、だそうです。 私としては、上記に(1)社会性、社会的意義、(2)高い目標設定ができているかどうか、を加えたい気がします。そして、これらの資質や想いが主であり、事業計画はひとつの表現手段に過ぎないのではないか、と最近感じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.26 16:08:59
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