テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:75年英国
all words and music by Georg Kajanus
ゲオルグ・カヤナスを中心とするセイラーの2作目。 グラム・ロック華やかな時代に発表されたこちらは、スレイドやスウィートのようにひたすらハッピーで楽しいサウンドで満ちています。 よく練られた楽曲はすべてカヤナスのペンによるもので、全員でつけるコーラスもなかなかいい感じ。 ドラム担当のグラント・サーペルはこのバンドからは想像もつかないけど、キーフが手がけたジャケも大人気なジャズ/ブルース・ロック・バンド、アフィニティ出身者。 そのサーペルが叩くパーカッションがパーティーっぽくて面白いんですよ。 浮かれているばかりじゃなく、5ではちょいとホロリな哀愁のインストを披露、マイナー調もいけてるとこを見せ付けています。 香港を素材とした(らしき)2では「いかにも」といった木琴がコミカルだし、7は逆にロマンチックなバラードで10ccの“アイム・ノット・イン・ラヴ”を彷彿とさせるコーラスが印象深いですね。 8は曲名の通り、ラテン気質の陽気さが漂っています。 このバンド、音の描写が上手いよ。 これが公式サイトかな? 実はかなりすごい家柄なカヤナス氏。戯言レビューのエクレクションにてその出自に少し触れています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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