週刊メルマガ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 38 バックナンバー公開
2005年7月26日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 38 7/26/05 (火) 発行 こんにちは。皆様、お元気ですか?ニューヨークは、暑いです。私が主宰している、日曜日のセントラルパーク写生教室(夏季限定)に出かけると、涼しくて気持ちがよく、蘇りました。少人数ですが、続いています。早いもので、2年以上が過ぎました。3回目の夏になりました。冬季のデッサン教室と合わせて、自分自身が描き続けるペースとしても、続けていきたいと思います。公園で座って楽しんでいる間に、毎回1枚のペースで仕上がるので、自分にとっても、いい機会です。 「レコード録音準備」* 参加ジャズミュージシャン決定 七福神と交信して、彼らが私に送ってきた曲のアルバムのレコーディング準備は順調に進んでいます。参加してくださるジャズ・ミュージシャン達も決定しました。大人数でジャム・セッションします。分厚い音のゴージャスなサウンドになりそうです。この音楽を聴いて下さる方々のために、自分が出来る限り、いいミュージシャンを集めて、出来るだけいい音を残すつもりです。ミュージシャン集めにも、自分のベストを尽くしました。メンバーは、全員がソウルを持つグレイトミュージシャンで、宇宙とつながって、そこから直接音を降ろしてくることができる人達ばかりです。 七福神は、素晴らしい一流のミュージシャンを集めるためにも、駆け回って協力し続けてくださいました。彼らにも感謝しています。私の力だけではありません。宇宙の力と、七福神たちの力が大きいです。彼らは、それだけ、出来るだけいい音楽をこの世に提供したいのですね。私自身も、彼らに奉納させていただく心構えで、真剣に取り組んでいます。 参加ミュージシャン達は、全員、私よりも一回りくらい年上で、ジャズ・ミュージシャンとして成功している方々です。マイルス・デイヴィスの録音に参加した方や、ディジー・ガレスビーと活動している方もいます。私が大ファンである某ギタリストにもコンタクトを取って、参加していただけることになりました。ヴァージンレコードからアルバムを出している方です。彼のギターは、シビレます! ジャーン、と一音出しただけで、全然違います。明らかに抜きん出ています。3年前にニューヨークでお会いしたことがありました。彼に、ギターを入れていただけるなんて、そんなことが起こるなんて、生きていて良かったと思いました。 こんな素晴らしい、世界水準のミュージシャン達に、私の作った七福神の音楽のデモCDを送って聴いていただいて、参加してくださることになったなんて、自分にとって信じられないことです。まさか、自分の人生で、こんなことが起こるなんて想像もしていなかったし、その欲望も全くなかったし、予定していませんでした。作曲もデモ制作も、全て自分一人でやり遂げなくてはならない状況で、MIDIの使い方も分からず、しかも初めてのことだったので、最初は半信半疑で、“これでいいのかな? 人が客観的に聴いたらどう感じるのかな?”と不安でいっぱいだったのですから。 根性で、毎晩徹夜を続けて、一人でMIDIの使い方を勉強しつつ、作曲をやり遂げました。でも、努力の量ではなく、出てきた作品の結果だけが評価されるので、おそらく、“こんな音楽、僕らのレベルでは、お粗末だ”とか、“素人っぽいから一緒には演奏できない”とか言われるだろうな、きっと断られるだろうなと覚悟していたので、ダメもとで彼らにデモCDを聞いていただいたのです。そうしたら、自分の予測に反して、デモを送ったミュージシャン全員が、一人残さず、“これは素晴らしい音楽だ、個性的だ、これをジャズでやったらものすごく面白い作品になるだろう。自分にとっても、エキサイティングなので、喜んで参加したい”という意向を伝えてきたのです。これには、びっくりです。デモを送った方々に百発百中で、すぐにミュージシャンが決まってしまったのですから。 音楽を聴きなれた、耳の感覚が肥えたプロの言っていることなので、確かなことなのだと彼らの意見を信用しています。ですから、ますます、“おかしいなあ・・・キツネにつままれたみたいだなあ・・・”と私は思ってしまいました。変ですよね。宇宙と七福神の力が大きいということを実感しています。私の実力だなんて言うことはできません。宇宙に対してとても謙虚な静かな姿勢です。七福神の活動と関係が深いので、アルバム発売の直前に、メルマガで、ミュージシャン紹介をしていきたいと思います。* ピアニストとの会話 デモを聴いていただいたピアニストの家に遊びに行って、ゆっくり話をしました。ソニーからアルバムを出している方で、日本にも行ったことがあります。彼はこの音楽をとても気に入ってくださっていました。“この音楽はMIDIで作ったの?”“そうです。パソコンで。”“これ、全部自分で作ったの?”“そうですよ、もちろん。全部私一人で作りました。”“え?全部一人でこんなデモを作ったの?こんな複雑なリズムを、自分で作ったの?あなたがですか?”と、彼はぽかんとしていました。 彼の目には、私は十代後半の少女くらいにしか映っていなかったのです。オリエンタルは若く見られるので、いいんだか悪いんだか、分かりませんね。最近、アメリカ人に、“結婚してもう8年近くになる”と言うと、“ええーーー!!それじゃあ、あなたは11歳で結婚したのおおおお?”とびっくりされてしまいました(笑)。 そんなわけですが、彼にも、年も聞かれていないのに、あのお、私、大人なんですけどおおおおお、なんていう必要もないと、思い直して、“そうです、複雑きわまりないリズムが宇宙から聴こえてくるので、そのまんまできるだけ再現して、自分で作りました。聞いたことのない、他の音楽に無い、新しいリズムでしょう?”“はい、新しいリズムだねえ。他の音楽と似ていない。これをMIDIだけで作ったなんて、すごいなあ・・・”と彼は絶句していました。“私自身が作っている音楽じゃないのです。全部、上から聴こえてくる音を実現化しただけなのです。証明できないことですが。音楽を作曲してみようとしたことは、私にとって今回が初めてだと言えば、あなたは理解できるでしょう? 初めて作曲した人が、ここまでは作りこめないでしょう? これは、私の力ではありません。宇宙の力です。”“ええ? 作曲は、今回が初めてなのですか? 信じられない。こんなことって、世の中にあるのですね。私は、クリスチャンなので、奇跡を起こすことが出来る人はキリストしかいないと思っているので、正直言って信じがたいですが。信じられないけれど、私はあなたの言っていることをリスペクトします。これだけの音楽が現実に出てきているのだからね。”“そうです。私は、宇宙から音楽が聞こえてくるようになってしまったのです。” 他の参加ミュージシャンにも同じ事を言われました。“これ、MIDIだけで作ったの?”“そうです。MIDIだけしか使っていないですよ。パソコンで。一人でやりました。”“ええー? MIDIだけ? 本当? 信じられない! ジーザス!”“リズムも個性的だけど、特に、ベースラインが変わっているねえ。こんな変なベースは聴いたことがない。変わっているけれど、音がキマッているよね。”“聴いたことがないのは当たり前です。だって、宇宙から聴こえてきた音をそのまんま作ったのだから。私だって、こんな音楽は聴いたことがないのですから。私が作っているのではありません。この世の音楽と違って、霊界の音楽は計算された音作りとは全く違うのです。”“はっはっは。あんた、ほんとにグレイトアーティストだねえ。クレイジーだねえ。僕も宇宙から音が聞こえてくるから、クレイジーだけど。同類だ。あなたは、ジェニュイン(本物)だ。”“そうですね。仲間ですね。霊界の音は、ナチュラルで、ちょっとへこんでいたり、いぼいぼがあったりして、研磨されていない状態なのです。それもいくつもの楽器の音が、出来上がったハーモニーになって同時に聞こえてくるのです。私はその音を音楽理論で直さずに、できるだけそのまま形にしました。”* 五人種揃いました 七福神のメッセージとコンセプトである、“多様性”つまり、“多様性を受け入れて、人種を超えて地球の人類がみんな仲良くして欲しい”ということは、今回のジャズミュージシャンの決定にも現れています。 なんと、数えたら、五人種も揃っていたのです。オリエンタル、黒人、白人、ラティーノス、ネイティブアメリカン(赤色人種)と黒人のハーフです。 私達バンドのメンバーが、人種を超えて、理解しあって音楽を作り上げること自体が、メッセージなのです。* 七福神がなぜ私に吸い寄せられてきたのか? 私は、七福神を信じていたわけでもないし、拝んだわけでもないのに、彼らは私に出現して音楽を送ってきました。七福神は私のファンなのですね。別に、彼らに好かれようと思ってこれまで生きてきたわけではないですが、私の考え方とこれまでの生き方が、たまたま、七福神の波動と一致していたというだけです。それで、波動が一致したので、七福神を私が呼び寄せてしまったということです。 続きは次回! お楽しみに。