ニュースで十分話題になってますし、
話題の渦中の人も随分ユニークな方々で、こんな人たちが公安なんだね。
と思われた方も少なからずいらっしゃったでしょう。
露呈するのは恥ずかしい事ばかりで、なんともオッペケペーな人ばかりです。
ですが一兆を越える公的資金を飲み込んで、
訴訟の対象が627億円です。
これ以外の税金はドブに捨てた事になります。
この度は627億円の賠償を命ずる判決が下りましたので、
今度は控訴したかったら、その際に印紙代を払わなければなりません。
このお金がどうも払えそうに無いのでこの時点で結審しそうです。
提訴の時点では原告が払いますので、その際はざっと7000万円でした。
控訴すれば約一億円が必要になります。
ちなみに上告すれば1億3000万ぐらいになります。
フジTVがライブドアを提訴した際も4000万円ぐらいの印紙が必要でした。
民事裁判の損害賠償請求は濫訴を防ぐ意味もありまして、
印紙という形で一定程度の負荷を設けます。
このサイトは良く出来てまして実務上使えるみたいです。
私もお気に入りでして事あるごとに算出しています。
日本では民事裁判の際は損害賠償無き訴訟は認められてません。
ですので公共工事を指し止めようとしたりする場合も、
損害の算出をし、似合うだけの印紙を収めなければ成りません。
ですので裁判によっては不思議な損害賠償が時折見られます。
仕方の無いことであり、裁判の制度が硬直化してるとも言えます。
国家賠償訴訟の印紙代も言うなれば身銭であり国は問題なく払えますが、
提訴する側は既に破綻してる事も少なくありません。
ですので集団訴訟と言う形に成る事が多い訳です。
のんべんだらりと控訴と上告が出来る国に中々勝てない理由はその辺にあります。
国家賠償の際は被告側に控訴の権利を剥奪するか(上告はOK)
原告側に印紙代の納付の猶予などを与える程度の制度は有るべきです。
少年犯罪などで刑事事件が全く公開されませんので、
被害者家族が民事訴訟を起こす最大の目的は、
事件の詳細が知りたいわけで有り、
便宜上の賠償請求が目的では無いことがほとんどです。
金額を見聞きして「結局金か」などと言う人も居ますが、
現状はそうでは無く、裁判の仕組みを知らない事による誤解であり、
被害者を追い込む結果にもなります。
有益な事が多く、警察の失態なども裁判を通して明らかになります。
私は個人的に裁判が大好きな人間ですので、
社会不適応者のそしりも大して気になりません。
裁判は民主主義を形創る上で有効に働かなくては成りません。
もう直ぐ始まる裁判員制度も国家賠償訴訟には適応されません。
この辺りも考慮されていくためにも積極参加が望まれます。