私のキャラバンが突然の故障から高額修理を行い1年以上が経ちました。
既に修理後、16000km以上走りまして、燃費も5%向上し絶好調です。
とは言え好事魔多しの例えもありますので慎重に運転もメンテナンスも続けています。
キャラバンの故障は燃料が送られなくなって動かなくなりました。
ディーゼルの場合、インジェクションポンプと言いまして、
エンジン内に高圧で燃料の軽油を吹き付ける役目を行います。
このポンプは10年以上前ぐらいにボッシュ社が
コモンレールと呼ばれる画期的な機構を投入しまして、
一気にパワーアップと環境性能、コントロール性において一気に進歩しました。
主に高圧の圧力を更に上げて空気を思いっきり圧縮した状態のエンジン内に、
従来比とは比べ物にならない霧化した状態で燃焼させますので、
理想空燃比に近くなり窒素酸化物などの物質の低減に成功しました。
で、この度、ボッシュ社と世界シェアを二分するデンソーから、
更に高圧化した燃料噴射システムを開発したと言う発表がありました。
年内にエンジンに組み込まれた製品としてデビューする予定です。
先ごろ、ホンダから超低燃費のアコードハイブリッドがデビューしましたが、
そろそろ、ディーゼルとの組み合わせで登場があっても良いはずですが、
大型車などでは既に出ていますのでミニバンなどでも期待してしまいます。
最近はディーゼルの前にクリーンが付きまして、
一頃の社会悪のような存在から全く違う存在になりつつあります。
良い事ですので全てのメーカーでドンドン開発・発売して欲しいものです。