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テーマ:北京オリンピック!!(505)
カテゴリ:興奮しすぎのスポーツネタ
アマチュアが参加してるんだったら、私ゃ何も言いませんよ。 過去、オリンピックはアマチュアの最高峰を決める大会だった。 だからこそオリンピックに行く為に社会人野球の道を選んだ選手は沢山いて、 公開競技だった1984年のロス五輪、1992年のソウル大会、 正式種目になった1992年のバルセロナ大会、1996年のアトランタ大会、 これら4大会はアマチュアだけで構成されたチームだった。 結果はロスが金、ソウルが銀、バルセロナが銅、アトランタは銀メダル。 やがて、2000年のシドニー大会から、「最高の選手が集うべき」との考えから、 プロの参加を容認するという妙なことになって混合チームに。 ところが、4大会連続メダルを獲得していたのが、4位でメダルなしに。 「プロがいらんことするからじゃ! 足を引っ張るんやったら、もう出てくんな!」 と思ってたら、2004年のアテネ大会から、何と全員プロ選手で構成されるようになった。 どれほど優れたアマ選手がいようと、選考の段階で門前払い、完全に締め出した。 で、どうでしたっけ? 最高レベルの選手ばっかりで臨んだ筈なのに、やっとこさ銅メダルだったよね? 前回大会覇者のアメリカが、地区予選で敗退して参加してないってのに。 しかも、キューバとやって負けた後、悔し泣きするならともかく、 格上と試合したことに感極まって泣きじゃくってるし! 恥ずかし過ぎて失笑したわ。 普段、高い年俸をもらっている連中が、このていたらく。 仕事しながら、もしくは競技だけやっていても一般的な給与で生活してるアマよりも 良い成績を残せないって、どういうことよ? プロの方がアマチュアより秀でているという驕りが、 この結果を招いたといっても過言ではない。 しかも、これを教訓にプロのみの編成を考え直すと思いきや、全くその気がない様子。 その銅メダルしか取れなかったアテネ大会で、 松坂選手の「一生懸命投げたので・・・」というインタビューを聞いた時は、 「何を一人でサバサバしとんじゃ」と、母と一緒にムカついたものだ。 その後、テレビで大沢親分が 「アマチュア選手に謝れ!」と言ったのには、胸の空く思いだった。 以後、プロ野球の年俸の交渉で、数百万の減俸でゴネている選手を見る度、 「オリンピックで仕事できんかったヤツが、何を言うとんねん! その減俸分だけで、アマチュアは練習しながら生活しとんじゃい!!」 と、画面を指差して何度怒ったことか。 そして、2006年にWBCという新たなプロ野球の祭典が催されたことから、 私はオリンピックがアマチュアの手に戻ってくるのではないかと期待していた。 ところが、またもやアマチュアは門前払い。 日本の野球ってのは、プロ選手しか認められないのか? 華やかな祭典は、全てプロ選手のものなのか? 今大会で4位が決定したことで、試合後に星野監督が 「選手は必死でやりました。結果がこうだったということです」みたいなことを言っていた。 あんたら、プロでしょ、プロ。 アマ選手の夢を奪った挙句に、一所懸命やった結果なんだから仕方ないって? 何ですか、その大甘なコメントは。 アマ選手達が、どれほど悔しい思いをしてるか考えたことあんの!? 今度こそ、雁首揃えてアマチュアに謝れ! 野球に限らず、アマチュアを締め出すような競技は消えてよろしい。 オリンピックの栄誉は、本来アマチュアに与えるべきもの。 アマ選手が最高に輝く舞台を奪わないでもらいたい。 そのスポーツで多額の報酬と名声を手にしている連中に、 これ以上何もくれてやる必要はない。 野球が五輪競技から外されるなんて、結構な話だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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