読み聞かせは心の脳に届く
今日の日記は長いです(^_^;興味のない方は飛ばしてください。少し前ですが、Mi:te(ミーテ)という絵本の読み聞かせサイトで本のプレゼントに当選しました。Mi:teは、公文が運営しているもので、登録すると、持っている絵本の登録ができたり、読み聞かせ日記をつけられるサイトです。(去年の日記に紹介したことがあります)当選した本はこちら。読み聞かせは心の脳に届く読み聞かせという行為が、脳にどのような影響を与えるのか、脳科学の観点から研究した結果が書かれています。でも、硬い脳科学の専門書ではありません。とても読みやすい、育児本のような感じです。読み聞かせはいい、と言うけれど、どう「いい」のか。研究した著者・泰羅先生も、最初は、“読み聞かせ”なのだから、脳の前頭連合野(=思考や創造、意図、情操を司る部分)が影響を受けているはずだと仮定されたそうですが、そうではありませんでした。読み聞かせを受けている間、脳のそうした部分は、まったく活動していないのだそうです。では、読み聞かせの間、子供の脳のどこが活発に活動していたかというと、もっと本能に近い部分、泰羅先生が「心の脳」と名づけた部分に働きかけていることがわかったそうです。これは、動物を例にすると、ある場所に行って、おいしいエサがあった→うれしい・また行こう天敵に追いかけられた→怖い・もう二度と行かないといった感情をつかさどり、たくましく生きていくための行動をつかさどる部分だそうです。詳しくは、本を読んでいただかないと、うまく説明できないのですが、Mi:teに登録している方は、先生のインタビューが載っていますので、観てみてください。泰羅先生のインタビュー記事は→こちらまた、当選者(私を含む)の感想も載っています。本の当選者の感想は→こちら(※どちらも、Mi:te会員でないと観られません)この本を読んで私は、ベビーマッサージの目的・効果と、一致する部分が多くあると思い、その旨を伝えました。上記のURLが観られない方のために、最後に、Mi:teに寄せた感想の一部を載せておきます。*******************************本を読んで強く印象に残ったことは、泰羅先生が「読み聞かせ正のスパイラル」と名づけた効果のことです。お母さんの読み聞かせで、子どもが笑顔になる。子どもの笑顔を見て、お母さんも笑顔になり、さらに子どものことをよく見るようになる。よく見ることによって、わずかな変化に気づき、成長をほめてあげられる。ほめられた子どもは喜び、さらに前向きになる。この繰り返しが、親子(家族)の絆をつくっていく……。何気なく、当たり前に過ごしている読み聞かせの時間が、実はこんな素敵な効果を生むことができるとは。私は、ベビーマッサージセラピストとして、赤ちゃんとお母さんにベビーマッサージの良さをお伝えする仕事をしています。この「読み聞かせ正のスパイラル」は、まさに、ベビーマッサージが赤ちゃんとお母さんにもたらす効果と重なるのです。もちろん、マッサージですから、赤ちゃんの身体的な部分の発達を促進するという効果もあるのですが、私がベビーマッサージがすばらしいと思っているのは、マッサージをすることによって、赤ちゃんがリラックスして笑顔になる。赤ちゃんの笑顔を見て、お母さんも笑顔になり、さらに、心にゆとりが生まれ、育児に自信がもてるようになる。そのお母さんの自信とゆとりは赤ちゃんにもまた伝わり、赤ちゃんの情緒も安定する。その相乗効果で、親子の深い絆が生まれる……。そして、泰羅先生もおっしゃっているように、 「たくさんの家族の幸せが社会全体を幸せにし、日本に平和がもたらされ、平和な世界へとつながる」のです。この本をいただいて、あらためて自分がよいと思っていたことは、ほんとうに良い効果をもたらすものなのだと再確認し、とてもうれしくなりました。**********************************長文失礼しました。興味のある方は、ぜひ本を読んでみてくださいね。(近くの方は、貸しますよ(笑))