カテゴリ:音楽
【独カイザースラウテルン12日】人気5人組バンド「ORANGE RANGE」がフリッツ・ワルター競技場で行われた「日本-オーストラリア戦」を観戦した。NHKのW杯番組のテーマソング「チャンピオーネ」を歌うメンバーは同局の仕事で現地入り。日本は1-3で惜しくも敗れたが、4万人以上で埋め尽くされた競技場で、日本のサポーターと健闘をたたえ合った。 会場に入った時、ブルッと震えた。負けたのは残念だけど、日本人としての自信、誇りをもらった気がする(RYO、以下R)。W杯独特の空気がすごかった。勝ち負けは別だと思ったけれどやっぱり悔しい(HIROKI、以下H)。相当疲れていると思うので少し休んでまた戦ってほしい。迫力があった(YOH、以下YO)。結果は残念だったけれどサッカーを好きにさせてくれた(NAOTO、以下N)。僕たちにとって初めての海外で初めての海外サッカー。日本は頑張ってくれた。気持を切り替えてほしい(YAMATO、以下YA)。 「チャンピオーネ」がW杯サッカーのテーマソングに選ばれたのは、誇りと驚き(R)。死んでもいいと思った。孫まで自慢できるものができた。おじいちゃんはテーマソングを担当したんだって言える(YA)。一サポーター的な気持ちで作った曲。サッカーに興味がなかった人たちにも、音楽からサッカーにふれてもらうことができたのはうれしい(N)。 前日には代表の練習も間近で見た。みんな、自分のためにサッカーをやっているんだと感じた(H)。そういうところは自分たちの音楽作りと似ていると思った(R)。僕らもいろんな場所でライブをできればいいと思っているけど、選手たちも基本、サッカーができれば、場所なんか関係ない。共通のにおいがある(YA)。 代表の試合を生で見て感じたのは、改めて日本人だということ。僕らも音楽で伝えていきたい(R)。作っているアルバムの中に「夢中人」というのがあって、年中夢中人というフレーズがある(H)。組織の中には個性の強いやつ、協調性のあるやつ、いろんな人がいる。バンドもそうだけど、サッカーを見ながら、これが人間なんだと感じた(YO)。七色ジャパンっていう感じ。みんなすごく個性的。外国人が見ても、それは分かる。全力で戦う姿はかっこよく映った(R)。 ◆ORANGE RANGE(オレンジレンジ)01年に沖縄市(旧コザ市)で結成。YAMATO(高音ボーカル)、HIROKI(中音ボーカル)、RYO(低音ボーカル)、NAOTO(ギター)、YOH(ベース)の5人。バンド名はNAOTOの母が命名。03年、シングル「キリキリマイ」でメジャー・デビュー。セカンドシングル「上海ハニー」でブレーク。同年12月にデビュー・アルバム「1st CONTACT」発売。04年、紅白歌合戦初出場。代表曲に「ロコローション」「花」など。昨年8月にドラムのKATCHANが脱退し、現在の構成に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.13 16:15:08
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