カテゴリ:音楽
<松下電器>新携帯音楽プレーヤー iPodに互換で対抗
松下電器産業は23日、米アップルコンピュータ社の「iPod(アイポッド)」と互換性を持たせたデジタル携帯音楽プレーヤーの新商品を9月に発売すると発表した。独走状態のiPodと同じ音楽圧縮方式を採用し、iPod利用者がすでにパソコンに保存した曲を聴くことができる。業界2位のソニーもiPodと互換性のある「ウォークマン」を6月に発売し、iPodの買い替え需要を取り込んでおり、3位の松下も同じ戦略でシェア拡大を図る。 携帯音楽プレーヤーは04年以降、フラッシュメモリーやハードディスクを記録媒体に使い、数百曲から1000曲単位で録音できる商品が発売され、大ヒットしている。松下によると、国内販売台数は04年の115万台から05年は611万台に急増。中でもiPodは、インターネットで楽曲購入できる方式と、デザイン性が高い外観が人気を呼び、国内シェアは昨年12月に56%に達した(BCN総研調べ)。 携帯プレーヤーに曲を録音する圧縮方式は複数あるが、iPod用に録音した音楽は同一規格のプレーヤーでないと聴くことはできない。他メーカーがiPod利用者の買い替えや2台目購入の需要を取り込むためには、同じ圧縮方式を導入する必要があった。ソニーはこの方式による新ウォークマンの発売によって、シェアは昨年12月の15%から7月には21%に回復した。 松下は9月8日発売の「D―snap(ディー・スナップ)」シリーズから、iPodと同じ圧縮方式を採用した商品を投入。店頭想定価格は、外の騒音を遮断して高音質の音楽を楽しめる新機能付きのモデルが2万円前後、標準モデルが1万6000円前後。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.24 13:51:51
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