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カテゴリ:ウチご飯・ソトご飯
久しぶりにオンナ友達とランチをすることにした。ぶっきぃ得意の無理やり企画。この人と四川料理を食べに行きたい、という念願が叶った。 彼女が一緒に行こうと勧めてくれたのは四川飯荘。ぶっきぃとダーリンがよく行く老四川よりもこちらの方が好きだという。その彼女、四川省出身である。しかもかなり食や食材にこだわりがある。この人をおいて他に四川料理を食べにいけるお相手はいない。
で、「四川激辛ランチの集い」を召集したところ、四川出身の彼女、カナダ出身の友人、そしてぶっきぃの3人が気合十分で現地集合した。カナダ出身の彼女は、とにかく好奇心が旺盛。四川料理は未経験なのに参加するとは、かなりのチャレンジャーである。前もって「激辛だけど」と断っておいただけに・・・。 メニュー選びはもちろん四川出身の友人にお任せである。今まで食べたことのない何かに出会えるチャンス。 四川出身の友人、まず普通のランチメニューの方には目もくれない。そこに載っているはずの麻婆豆腐や夫婦肺片は彼女の眼中に無いのである。別に1枚だけテーブルに置かれていた四川特選メニューの中から彼女が選んだ3品とは、
沸騰魚はかなり辛いが、味覚が無くなるほどではない。とにかく美味しい。ご飯が進むお勧めの1品。カナダ人の彼女も、水をがぶがぶ飲みながら「これが一番美味しい」と絶賛していた。 豚バラの燻製とリーク。少しだけ辛味があるのだが、沸騰魚と一緒に食べているため全然辛く感じない。透けて見えるくらいに薄切りにした豚バラの燻製(四川風ベーコン)とリークが美味しく炒めてあって、これもお勧めである。 里芋と青梗菜のスープ煮は、一切辛味無し。カナダ人の彼女がエスケープできるように頼んだ1品。これもナカナカ美味しかった。ぶっきぃ的には、四川特選料理ながら広東料理みたいだと思った。肝心のカナダ人の彼女、里芋を食べたのが初めてだったらしい。あのもっちりした食感と、彼女が持っている「芋の食感(多分ジャガイモ)」のイメージとの差にちょっと戸惑ってしまったようだ。 激辛四川料理を囲みながらのランチだが、そこはオンナ3人。止め処なくよく喋ったこと喋ったこと。 どういう訳か蚊の話になった。四川出身の友人が以前住んでいたサンディエゴに蚊はいないという事実をぶっきぃは初めて知った。蚊がいないとは、なんて素敵な場所だろう。その友人はその前にミネソタに住んでいたらしいが、逆にミネソタの夏は蚊地獄らしい。蚊も日本のものとは違う。まっしぐらに飛んできてジーンズの上からでもしっかり血を吸うのだそうだ。ぶっきぃは絶対にミネソタには住めないと思った。 蚊の話だの、旅行の話だの、話題は飛びまくり。あっという間に2時間くらいが経過。残った料理、ぶっきぃがみんなもって帰ることになった。「沸騰魚が浸かっているスープでお豆腐を煮て食べるといいよ」と、四川の彼女が教えてくれた。その通りやってみたら本当に美味しかった。 本場の人と食べに行くと、色々勉強になって面白い。本場四川の辛さに比べたら相当マイルドにしてあるらしいけれど、ぶっきぃには程よく美味しい発見ができた。
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