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カテゴリ:お楽しみ
雪と寒波の話が続いたので、温かい話題をひとつ。 職場の同僚が2人目を妊娠中。臨月に入りお腹は大きくなるばかり。 ご当地では普通のことだが、働ける状態ならお産ぎりぎりまで働く人が多い。医療保険制度や産休のシステムと本人の体調を計って、できるだけ産後に休みをとれるようにするらしい。 そんな訳で明日にも産休に入るかもしれない彼女のために、有志でささやかにベビーシャワーのお祝いをすることになった。 ベビーシャワーは本来初めての出産の前にお祝いをかねてベビー用品や育児用品を友人や家族がプレゼントしたり、ランチやお菓子を食べながら先輩ママが子育てのノウハウを持ち寄ったりする場。 日本やアジアにはこの習慣は無いし、ヨーロッパでもお産前にこういうことはしないという。私はアメリカに来てから実に色々なベビーシャワーに呼ばれたり、幹事を手伝ったりしてきた。 母親(あるいは父親)の年齢、文化習慣、ライフスタイルなどによってどれ一つ同じ様なシャワーは無い。それだけに毎度楽しみにしている。 話を同僚に戻そう。2人目以降は(ベビー用品も経験も整っているという理由から)シャワーをしないのが通例。でもやってあげようよ!という声があちらこちらから上がった。温かい職場である。ささやかに休憩室の一角を会場に仕立てて、有志がギフトや食べ物を持ち寄ってママをお祝いした。 ギフトの内容についても、予め本人に何が欲しいかを聞いて用意する。合理的だと思う。可愛い包装紙の山の中から一つずつギフトの包みを開けて集まったみんなに中身を見せるのがクライマックス。 正直、ベビー用品というものはぱっと見て何に使うものなのか、何がそんなにスグレモノなのか全く分からない。その謎は私だけでなく、独身や子どものいない同僚にとっても同じこと。 「聞いてもいい?それ、いったい何なの?どうやって使うの?」 ここが2人目シャワーのありがたいところ。本人が細かく使い方やどこが気に入っているかを説明してくれた。本人も1人目の時は何なのか分からないギフトがいっぱいあったと言っていた(笑 ギフトの山の中で嬉しかったのは、彼女が「これが気に入ってるの!」と引っ張りだしたおむつカバー。カバーの下に布のパッドを入れて使い、パッドを洗濯して再利用する。いわゆる布おむつと同じコンセプト。紙おむつ全盛の時代にこんな方法があるのを知っていたのは私だけ。年の功ともいう。 布おむつ、おむつかぶれ防止のクリームや肌に優しいローションのメーカーなどなど。 1人目シャワーとはひと味違い、主役からみんなが教えてもらうことの多いすてきなシャワーだった。 きっと来週彼女のところに2人目の男の子がやってくるはず。準備万端。 布おむつのメーカーを一つ見つけたのでリンクを貼っておきます。こんな感じのキットでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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