|
カテゴリ:ブルガリア行事
ブルガリアのクリスマスといえば、ブタです。
そうです。食べるんです。 食って食って食いまくるんです! 春先にGETしたコブタちゃんを「千と千尋」の父ブタ、母ブタぐらいに太らせ、 12月24日、村に響くブタの悲鳴・・・。 「ブヒーッ、ブヒイイイー!!!」 村に一人はいるナイフマスター(マイストル)の手にかかれば それほど苦しまずにお肉へとなれるのですが、 やはり、そこはブタにも動物の感があるようです。 ただならぬ雰囲気を察して、必死に抵抗します。 その悲痛な声を聞き、隣のブタも興奮したりして・・・。 あっちでも「ブヒーッ!」こっちでも「ブヒーッ!」。 そんなこんなしているうちに、悲鳴は聞こえなくなり、 ふわーーん・・・と、お肉の焼けるいいにおいがしてきます。 解体されたお肉はミンチにされて「キフテ」(ハンバーグ)になったり、 腸に詰められ「ナデニッツァ」(ソーセージ)になったり。 耳も鼻も余すところなく、その日のうちに加工されます。 そのお肉のうっまーいこと!!! 日本ではなかなか食せない「うまさ」があります。 しかもブルガリアで信仰深い人は12月10日頃から お肉を絶つので、24日はお肉解禁DAYでもあります。 食う食う食う!食うのだーー!!! とにかく皆、「ギャートルズ」のように食いまくります。 「コブタの丸焼き」とか「七面鳥」だとか、あんなレベルじゃないんです! そこにあるのはまさにマンモスを食ってやるー! に似た風景なのでした。 ああぁ食べたいッス・・・。 シプカの高川夫妻は食べるんだろうなあ・・・・。 うらやましい・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ブルガリア行事] カテゴリの最新記事
|
|