カテゴリ:筆記用具
久々の更新である。
さて、久しぶりに万年筆のペン先調整をやった。 といっても、目の細かいサンドペーパーを使ったものではなく、コート紙を使った方法を試してみた。 コート紙の中でもマット調のものが具合が良い。 プロはペン先調整の仕上げに確かラッピングフィルムなるものを使用するらしいが、すぐには手に入らない。 そこで、マット調コート紙を試した次第である。 ここで、コート紙とは少し高級な印刷物に使用されている表面に薄くコーティングを施した紙である。身近なところでは、フルカラー印刷されたチラシなどもコート紙であるが、この種は表面のコーティング量が少ない上、見た目をよくするために平滑性を高めているので、研磨効果という点では適当でないと思う。 私は、専ら雑誌や厚めのカタログ等に使われていて表面はコートが施してあるが、光沢の無いマット調を好んで使っている。 表面には炭酸カルシウムやクレイといった軟らかい鉱物の微粒子を接着剤で固めたものが塗ってある。これが適度な研磨効果を発揮する。と思う。 さて、今回は普通紙ノートで引っかかりを感じていた、ラミーEdition2000をチョットだけ調整してみた。 やったことは、A4サイズの1ページ分に引っかかりを感じる角度で、ひたすらのの字を書き続けた。これだけである。 そして、引っかかりを感じていた普通紙ノートに書いてみると、びっくりするくらい滑らかにかけてるようになっていた。 久しぶりの感動であった。 専門家に言わせるとまずい行為かもしれないが、結局は自分が良ければそれでよいのである。 あくまで自己責任でお試しあれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 19, 2006 10:58:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[筆記用具] カテゴリの最新記事
|
|