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三菱鉛筆の油性ボールペン「ジェットストリーム」が人気のようです。
従来の油性ボールペンには無い滑らかな書き心地を追求することで水性インクの滑らかさと油性インクのにじみにくさを両立させています。成熟商品と見なされてきた油性ボールペンに革命をもたらすかもしれない新商品。誕生まで5年かかったということです。
ボールペンはインクを溶かす溶剤によって油性、水性、ゲルの3種類に分かれます。ゲルは80年代に開発された水性の一種で、書き心地の良さに加えて従来の水性よりもにじみにくいとして急速に普及しました。筆圧が弱くても書きやすいうえ、見た目がカラフルで人気となりました。一方で万年筆のようにじわっとにじむ水性は衰退しました。
油性はにじみが無く、伝票など力を入れて書くものに向いています。ゲルに比べ書き易さは劣りますが、依然筆記具の中心です。これまで各社メーカーは書き心地で違いを出すのは難しいとしてデザインやサイズ、握り易さなどの工夫に重点を置いてきました。
そのなかで「書き易さ」に着目したのが三菱鉛筆の油性ボールペン「ジェットストリーム」です。
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