歩 く 姿 勢 に つ い て
歩 く 姿 勢 に つ い て歩くときの姿勢は大事です。疲れているときはトボトボ歩きで十分ですが、姿勢だけは意識して歩くのがいいです。前かがみにならずに胸を張って、少しだけ歩幅を広めに・・・姿勢は、意識しなければ、年と共にどんどん悪くなります。いわゆる猫背。背中が丸まって、顎が上がって、お腹に力が入らず下腹がポッコリ出ているような姿勢になります。一方、中高年に多いのが、お腹まわりに脂肪がついて、その重みでお腹が前に出て反り腰になっている人。自分では普通に立っているつもりでも、実は猫背や反り腰になっている人は結構います。まずは、今の自分の姿勢を知ることが大事です。自分で意識しないと、姿勢はよくなりません。良い姿勢は、猫背にも反り腰にもならず、背筋を気持ちよく伸ばして、左右の足に均等に体重がかかるようにまっすぐに立った状態です。ポイントは、へその少し下あたりの「 丹 田 」に少し力を込めること。丹田を意識すると、自然に背筋が伸びます。そして歩くときは肩甲骨を動かすことが大切です。足だけでペタペタと歩くのではなく、上半身もしっかり使いましょう。そのコツが、肩甲骨を動かすことです。肘をしっかり後ろに引く意識を持つと、肩甲骨は動きます。姿勢が良いと、体に余計な負担がかからないので、ケガ防止になります。また、大きく呼吸ができるので、脳にも良い刺激がいきますし、肺を大きく使うこともできます。逆に背中が丸まっていると大きな呼吸ができないので、呼吸筋を使えません。歩くなら良い姿勢で歩きましょう!!