スーアンコー&コクシ
麻雀はギャンブルじゃないと思う。長い時間をかけてわずかな金のやり取りをするわけだから、パチンコやスロットや競馬に比べると、どう考えても無駄な時間が多い。ま~その無駄な時間が楽しくてやってるわけだ。特に今主流の点5というレートだと失う金もつぎ込む金もボーリングやゴルフみたいなもんじゃないかな。僕は一種のスポーツだと思っている。言い訳かな?とりあえず1万円ほど財布に残っているので、使い切るつもりで渋谷のフリー雀荘へ行った。雀荘にいける軍資金があるのはひさしぶりだしね。点5の目安だと1万円あればよっぽど状態が悪くなければ半日以上は遊べる。この状態を見極めるのが難しいんだけど、ラスを2回続けて引いたら状態悪いかというとそうでもない。逆に2位を3回続けたから状態がいいものでもないと思う。もっと細かいプロセスから判断している。状態が悪いと思ったら、すぐやめることにしている。確率のゲームなのに、人生の地獄のようなぬかるみにはまる時がある。麻雀漫画の言葉を借りると、オカルト派、デジタル派というのがあって、麻雀には流れがあるないってやつ。僕の個人的考えで言うと、打牌のほとんどはデジタルで行くべきだと思う。牌効率というのはとても大事だ。手役よりテンパイスピードと受けの広い手をつくればいいと思う。三色も一通も無理してつくることはない。リーチとドラがあれば充分。だけど、押し引きの部分はオカルトだと思うんだよね。いい手だから行く、悪い手だからおりるってほど単純じゃないと思う。行くか行かないかは自分なりのオカルトで判断している。この日は前半やや調子悪く、後半ものすごい勢いでもりかえした。ダントツからコクシムソウという麻雀で最も高い手を上がった。その次の半ちゃんで、ダンラス(かけ離れたビリ)から親でリーチ一発スーアンコーツモウラウラというすさまじい手をツモってトップ3回分くらい稼いだ。一晩で何度も役満をあがるのは初めてじゃないけど、やっぱりうれしいな。ゴルフでいうとホールインワンみたいなもん。いいすぎかアルバトロスくらいか。ゴルフよくしらんがw 今年のふがいなさを一掃するような麻雀でした。いや楽しかった。