嗚呼、とため息をつく。
文袋制作中の
この部屋をどうしてくれようか、と。
布地・ボタン・レースなど材料のあれこれ
裁縫道具のあれこれ
参考にしている本の類
加えて
冬と春のはざまでは
冬の服と春の服が重なり合って
おしくらまんじゅうしているし・・・。
加えて
パンフレットとか
お稽古の資料とか
メモのノート群とか
思い出の類とか・・・
まことに悩ましいことだ。
で、かたずけ上手に秘訣を聞いた。
答えは
「あるべきものをあるべきところへ」
というものだった。
ううむ。
実にシンプルだけど
それが難しい。
「とりあえず」ではいけないのだが
あるべきところを決めない限りは
どこに置いてもとりあえずとなる。
そしてそのまえに
それがあるべきものなのか?
と問わねばならない。
溢れかえっているものは
要らんと言えば要らんものだけど
それがあれば心なごむものだったり
いっときは自分がこころひかれたものだったりするわけで
捨てるにしのびないからここにあるわけで
などと弁護しながら
要るか要らんかの判断をしてると
膨大な時間が必要になる。
取りかかっては投げだす状況は
精神衛生に悪い。
襲いくる花粉と戦いつつ
とりあえずは
手にしたものに向かって唱えてみる。
「あるべきものを
あるべきところへ」
その行き先がゴミ箱ってこともあるのだと
自分に納得させながら。
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Last updated
2010.02.26 08:17:30
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