小樽のシャコの時期が、やってきました!
小樽のシャコの漁期は、春の4~6月と秋の10~12月の2回。シャコ漁は、海が荒れると網にかかりやすくなる珍しい漁です。 春は子持ち、秋は締まった身が特徴。毎年11月に開催される「小樽しゃこ祭」は、昨年に続き中止のようです。北海道お魚図鑑■シャコ[蝦蛄]地方名:シャコエビ、ガサエビ食事も産卵もあらゆる行動はU字型の巣穴で頭胸甲は比較的幅広く、甲長は全長の約5分の1を占め、背面中央にY字状の隆起線があります。体の前方の捕脚と呼ばれる鎌の形をした足には小さなくし状の歯が並び、基部には3本の可動棘があります。 シャコは、1個体ごとに泥または砂泥の海底に浅いU字形の巣穴を掘って生活します。この巣穴で外敵から身を守るほか、摂餌や産卵など日常のあらゆる行動を行います。産卵期は6~7月で、産卵および卵の保育も巣穴の中で行われます。 北海道でシャコ漁業が行われているのは石狩湾に限られており、透明度が高い石狩湾に住むシャコは、海が荒れて海底が濁るようなときに一斉に巣穴から出てくるので、この荒天を狙って刺し網で漁獲します。 シャコは新鮮なうちにゆでて食べるのがおいしいとされ、寿司だねとしてもなじみ深い魚です。この情報は北海道のオープンデータを利用しています