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カテゴリ:本の紹介
旅の印象でやはり一番思い出に残るものは 人との出会いだ。 それは現地の人々かもしれないし、 カフェやホステルで出逢って 友達になった旅行者たちかもしれないし、 旅の苦労を分かち合った旅仲間かもしれない。 昔の旅を思い出す時、 脳裏に焼きついた砂漠の美しさや、 廃墟の上に光る満月や、 スークやバザールの喧噪や匂いと共に そういった人々の顔が必ず浮かんでくる。 仕事で行ったネパールでは、 久しぶりに複数の人間と行動を共にした。 標高三千八百メートルにある エベレスト・ビュー・ホテルで 撮影の仕事をした後、 カトマンズに降りて彼らと街を歩き回ったり 観光名所を巡った。 何を話していても、 我々グループの底には、 もの凄いところにいるんだという感動と、 一緒に素晴らしいCMを撮るんだという 連帯感が流れていた。 我々は数日間で、 仲間としてのつながりを強く感じていた。 人の信仰心とは何なのか? 本当の豊かさとは? 感動する心を持ち続けることの大切さ。 冗談や世間話の合間に、 我々はそんなことを語り合った。 きれいに晴れ渡った空は 徐々に夕日の黄金色の優しい光に包まれ、 すげてのものを祝福するように輝かせた。 映画の世界では、 朝焼けと夕焼けのこの時間のことを 「マジック・アワー」と呼んでいる。 僕たちはいつの間にか、 この魔法の時に心を奪われ、 一瞬一瞬というもののマジック、 生きているという実感、 旅の地でこのような素晴らしい瞬間を みんなと共有しているという感動・・・ それらを静かに分かち合った。 「いやー、素晴らしいね。 本当に素晴らしいね。 みんなとこうしているこの瞬間が、 すべてなんだよねー」 五十代半ばのカメラマンが、 その時囁いた一言・・・ これこそ僕が旅に、 いや人生に求めている、 すべての気持ちが疑縮された言葉だった。 〈マジック・アワー〉ロバート・ハリス 私は男性の旅の話しが大好き♪ 沢木耕太郎さん、 妹尾河童さん、 星野道夫さん、 龍村仁さん・・・etc・・・ そして、ロバート.ハリスさん♪ 甘いマスクに似合わないワイルドな行動力♪ そして、繊細で優しい言葉たち・・・♪ ロバート・ハリスさんの本は私にとって、現実的な日常から救い出してくれる「救世本」なのです♪ これから、たまに、この本の中の言葉を紹介していきますね♪ というか、私のメモ的日記なんですけど・・・♪ 「ワイルドサイドを歩け」 『Planet green Podcast』 http://j-pod.jp/planet_green/ 大好きな本屋さんの大好きな店長「清水克衛氏」の昨日のブログ・・・ グッと来ました・・・ http://ameblo.jp/dokusume/entry-10343204541.html 恋人とも「朋友」になれたら最幸なのかもね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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