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途中で、帰りたくなった…
マイケル・ベイは、一旦は監督を断ってるらしいが、本当に今回の作品は嫌々だったんじゃなかろうか。 と、思いたくなる内容。 過去作品(1~3作目)のオマージュっぽいシーンがたくさんあるけれど、何か不自然というか…パンフに書いてあるのとは逆に、単純に喜べる様なシーンではないと思う。 悪意を持って、いや別の意味かもしれないけど、その殆どが“破壊”“崩壊” うん、1~3作目が好きな人は、この作品、嫌いなんじゃないか。 あ、4作目は嫌いというより、今にして思えば つまらないだけ。 どうにもならない。 凄く嫌だったシーンを挙げておく。 廃品回収&販売オートボットから、ビーたん(バンブルビー)の声の補修用にパーツを購入するんだけど、そこで スタスクさん(スタースクリーム)頭が転がるという… つまり、死んでしまったスタスクさんの遺骸だよ、それ。 主人公、なんの感慨もなくパーツを取り出してビーたん に取り付けたら、女声だったので本当にスタスクさんの頭だったのかは謎だけど。 スタスクさんは、悪役。 でも、1~3作目に出ていて、何回も見てるうちに、その小物感じやら、小物なのに格好いい戦闘機になっちゃうとか、ほぼ愛されキャラになってたのも事実。 つか、1~3作目のキャラは、敵味方なく、皆愛されてたと思う。 なのに、破壊されて、死んでしまったスタスクさんの頭を画面に転がして、なんの感慨もなくパーツをビーたんに移植する? だいたい、ビーたん、それで平気なの? 最悪だ オマージュ、というより、1~3作目に無理矢理関連付けつつ、1~3作目を破壊するという謎行動。 見ている時は、とにかく、不快だった。 でも これを書いていて思ったのは、これは、やはり 監督は わざとやったんだろうと。 目的は、1~3作目との決別、というか解放、いや関係性の崩壊(破壊) そんなことを考えると、なんでトランスフォーマー らしいシーンが欠如しているのかも理解出来る。 今までで一番好きなシーンは、ビーたんのハイウェイシーン、回転しながら変型するヤツ。 作りたくないんでしょう。 いや、ビーたんが分解されて再生する、というシーンはあったんだよ。 ただ、トランスフォーム(変型)ではなく、分解後の再生。 頭が破壊されなきゃ、再生できるらしいが、ほぼゾンビだった。 あぁ、1~3作目に関連する写真がたくさん出てくる(らしい)んだけど、時間が短すぎて殆ど判別がつかない。 反対に考えれば、そこの画面は滅茶苦茶凝って丁寧に創っているわけだね。 一応、ちょっとだけ 良かったとこも書いておく。 ミニ ダイナボット(恐竜型)が可愛い。トリケラタイプ、欲しい。 一連のアーサー王のシーンが、無駄に格好いい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.26 07:51:40
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