caco記

Nightwish の新作アルバム“Yesterwynde”が9月20日に発売。
Tuomas のサイン付きを予約してあったけど、再配達扱いになり、結局、聴けたのは9月21日の夜になってから。
時間を返して。

さて

なんというか、掴み所がない、解りにくい作品に思う。
そもそも、アルバムタイトルの“Yesterwynde”が造語なので、それは自明のことなのかもしれない。

今回、全体的には、聴いていて不安感を煽られる。
心拍より少し早いテンポが、苦手。
いきなりの転調、
予想外の展開、
あげく、ミスタッチじゃないのかと思う箇所まであったり。

あぁ、でも、何回か聴いていると、中毒性が出てくる気もして、
前作よりは数段聴きやすい。
既に連続で3回聴けたし。


ただ、この作品を Nightwish の作品というのは、少し抵抗がある。
先行シングルの“Perfume Of The Timeless“を初めて聴いた時の感想と変わらず、Tuomas の癖とも言える言葉の使い方とフレーズ、全てが Nightwish なんだがが、今までの Nightwish ではない。

どちらかと言えば、Tuomas の別プロジェクト、AURI の作品と言った方が、落ち着く。

特に、最後の曲、“Lantern Light” は、Floor が歌った AURI にしか聴こえない。
そういう意味では、確かに、今回の Nightwish も Tuomas の作品であることは間違いないということなのだが。


その AURI は、3枚目の製作に突入。
そりゃ、Nightwish の live をやってる時間はないわな。




なんとかギリギリの時間でメールは送ったんだが。
オンエアリストを見る限り、今週の PRT で Nightwish はかからなかった。
昨夜の rock on の方で  “Lantern Light” がかかっているので、同じ曲はかからないかな、とは思ってたけど、かからないとは。
本当に、そういう評価なのか。



5時前に起きたのは、オンエアリスト確認したかっただけではなくて
“Lantern Light”を朝焼けの中で聴きたかったから。

暫くして、空には二重の虹
雨が降ってきて、直ぐに儚くなってしまったのも、なんともそれらしい。