|
カテゴリ:映画
夫には3人の娘さんがいてそれぞれ結婚し子どもが3人ずついるのですが、2番目の娘さんはオーストラリア人と結婚してメルボルンの近くに住んでいます。
そこの孫は女の子3人。その次女の16歳の高校生が遊びに来ました。今は丁度夏休みなのでしょう。 今週末から千葉県のほうへホームステイに行くそうですが、こちらでは叔母さんにあたる夫の三女の家に滞在しています。昼間はみんな仕事や学校で留守なので、今日は私たちと一緒に映画を観に行くことにしました。 今評判の「ボヘミアンラプソディー」。 オーストラリアで観たけどもう一度観たいと言うし、私たちも丁度観たかったので。 何人もの人から涙ボロボロになるからハンカチ用意して行きなさい、などと言われていましたが、残念ながら涙は出ませんでした。 みんなここで感動するんだろうなあ、というのはわかるのですが、もともとロックミュージックとはあまり縁がないので仕方ありません。それでもどれもいい曲だなとは思いましたよ。 彼らが活躍した1980年代はまだLGBTに対しての差別感情が今よりひどかったでしょうから、自分らしく生きるのは勇気のいることだったと思いますが、その頃身近にゲイの人が何人もいた私は、それをごく当たり前のこととして受けとめていたので主人公の「生き様に感動」というのはあまりないのです。 それよりも別のところに感心していました。 一つは世界的な人気アーティストたちが一致団結してアフリカの飢餓の子ども達を救うために無償でチャリティコンサートを行なう精神の素晴らしさ、そしておそらくオーディションで選ばれたであろう映画の中でのクイーンのメンバーたちを演じる俳優たちの技量の見事さのほうにむしろ感動したのです。 本物によく似ているだけでなく、あれだけの音楽的技能や歌唱力と演技力の両方を備えた人たちの層の厚みというもの、それが凄い!と思ったのです。 最後に本物のクイーンの演奏風景が映りましたが、出演者と本当によく似ていましたもの。 コメント5件 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月13日 21時33分41秒
|