テーマ:本のある暮らし(3315)
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この間、久々に村上春樹の「ノルウェイの森」を読み返していました。
ノルウェイの森、最高!! 村上春樹風に言うなら「出鱈目にページを開きその部分を読んでも一度も失望することがない。 一ページとしてつまらないページはなかった」といった感じ。 ノルウェイの森の文を多少アレンジした文ですけど本当にそんな感じです。 もう、なんていうか「静かな雨の日」に読むにはこれ以上ないってくらい雰囲気がすばらしい本です。 エーテルを感じます!! 「エーテル」っていう言葉はは映画「リリィ・シュシュのすべて」において音楽を表現するのに使われているのですが、この、ノルウェイの森についてもそんな表現がぴったり合うと思うんです。 ちなみに、「エーテル」を表現した音楽として映画中で語られてるのは「ドビュッシー」と「エリック・サティ」。 ドビュッシーで有名なのは「亜麻色の髪の乙女」、「アラベスク」。 エリック・サティで有名なのは「ジム・ノペティ」でしょうか。 上に挙げた曲ははどれも静かなピアノ曲ですね。 映画を見た後にこれを聞けばエーテルというのがわかる気もします。 で、村上春樹のノルウェイの森ですが。 この作品、実は「ノルウェイの森」という題名が決まる前は「雨の中の庭」という題名がつけられていたみたいです。 ちなみに、「雨の中の庭」はドビュッシーの曲に同じものがあります。 やはり、人の感性とはいろいろなところでつながっているみたいです。 村上春樹にとって「グレートギャッツビー」などが個人的な小説であるとしたら、ノルウェイの森は私にとって個人的な小説であると思います。 そういえば、村上春樹訳の「グレート・ギャッツビー」が出たそうだ。 でも、楽天に売ってないっぽいorz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月11日 18時31分23秒
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