haijの日記

先週土日でソウル(実家)へ行ってきた。

メイン行事は友達の結婚式への参加。


でも今回のシデク訪問で私の「日本帰国報告(期間:1ヵ月)」
をお伝えしなければならなかったのでちょっと気が重かった。
メインはお父さんの7回忌行事なんやけど。(といっても一日のみ･･･)


別に拒否されることはないとは思うけどやっぱ「1ヶ月」って初めて
やし「長い」とか思われるかなぁ。といろいろ考えてしまう･･･。

そんなこんなであっという間にその時がやってきた。


亀尾へ帰る当日。
汽車の時間がくるまでアボニム(義父)、オモニム(義母)、HJと私の
4人でテレビを見ながらくつろいでいた。

そしてとうとうHJがその話を切り出した。

　　　　(心の声)：おっ、来たーー！(織田裕二風)　
　　　　　　　　　うまく言えよ～。ちゃんと伝えてくれよ～。
　

　
　
　　HJ　：「haijが日本へ帰ります。」

　　オモニム：「あら、そう。いつ？」

　　HJ　:　「○日～○日(1ヶ月)。」

　　オモニム：「そう。お土産にエゴマオイル持っていく？」


　　　　　ってエッ！？　オ、オモニム？？？？？？？


確かに今回エゴマオイルの話になって、私が『日本では売ってない
ので韓国からのお土産にすると喜ばれるみたいです。』

ってな会話はしたんやけど･･･。

そのオモニムの意外な答えに驚く私･･･。
私の心配はどこへ？？？？

でもやっぱり念には念をということで、、

「日本に長く滞在してすみません。その間HJが一人でごめんなさい。」

と一応私のつたない韓国語で付け足した。

すると、オモニムは「大丈夫大丈夫。行ってきなさい。
もうそんなこと心配しなくていいから。」とまで言うてくれた。。




　　　　　　　　　　オモニぃ～ム！！(涙)
　　　
　　　

実はこの「HJを一人にしてごめんなさい。」という言葉も私の中で
言うか言うまいか葛藤があった。
どっかで「許しを乞う」みたいな感覚があったんかな。
『1ヶ月』という単位もHJから提案してくれたのになんで親に言う
必要があるのか。と。
HJに相談したら「別にわざわざ言う必要はないよ。でもそれを言ったら
親は気分は良くなるかもね。」と言われた。でも確かにそれは日本でも同じ。「こう思ってます。」ということを知ってるのと知らないのとでは相手の気の持ちようも違う。

日本ならさらっとできるのに韓国来るとできなくなるのは私が勝手に
「韓国だから」とか決め付けて言い訳してる部分もあるんだなぁと
思った。

　　　　　
　この後、更に驚くことがもう一つ。

　　オモニムが私に突然言うた言葉。


　　　　｢haij、HJがお金あまり持ってなくてごめんね。｣

　　　　　
　　　　　　
　　　　　　　　　ヒョエェ～


っていうか韓国のオモニムが自分の息子のことをそんな風に言うなんて
ありえないｯ！っていうか今あり得てるんですけどぉ～！！？？

もう私の頭の中ではショック状態･･･。

　　『韓国の母＝息子自慢のオモニム』の常識は見事に覆された。


しかもその後更にアボニムが言うた言葉にまたビックリ。


「haij、アボニムもオモニムと結婚するときはお金がなかったん
　だよ。でもお金がなくても欲しいものがあったらちゃんと
　買いなさい。そうすれば心の状態は良くなってきっと幸せに
　なれるから。」(with アボニムスマイル)


もしかして本当にお金ﾅｲﾉ…？？
とちょっと心配になってしもたけど、ちゃんと生活できてるし
全金額把握してるし今のところ問題ないのでご心配なく。


でもアボニムがそんなこと言うから超ビンボーな気分になって
きた。(笑)


でも私も黙ってる訳にはいかないのでとりあえずこの場に最大に
適した言葉を。。

「HJが毎日仕事を頑張ってくれてるので私も(毎日友達とゲームで
　遊んで美味しいランチできて)すごく感謝しています。
　家族も良い人だし(日本にも長期帰らせてくれるし)HJと結婚して
　今とても幸せです。」

と言った。

するとアボニムとオモニムの顔も幸せそうだった。



ふぅ。。良かった。。。。。

でも改めて落ち着いて考えるとこのアボニムの言葉は本当に
嬉しい言葉だなと思った。
私たちが幸せに暮らせることをちゃんと考えてくれてる言葉。

感謝感謝だ。


帰り際、オモニムが日本で使いなさいといってお金をくれた。
チプトゥリの時にももらっていたので「要らないです。」と
必死で断ったけど無理矢理カバンの中に押し込められた。


　　　　　ﾔｯﾊﾟﾘｳﾁｵｶﾈﾅｲﾉ？？？


と不安が一瞬よぎったが、オモニムの気持ちにまた感謝。。


これからはシデクへの電話の回数を増やそうと思ったhaijでした。
(注：別にお金もらったからじゃありません･･･。)