看護侍

最近、看護婦の「monkey77」さんの日記に、
「いらっしゃいませ患者様」というコメディ映画が紹介されていた。

風俗のコンサルタントが病院の経営をする。
看護婦はホステス嬢のようにふるまう。
点滴は膝枕。

患者様という呼称に違和感のある患者はいっぱいいる。
ただ、最近は病院は選択される側になったので、
患者を様つきで呼ぶようになった。
お客様扱い。

でも、患者は客じゃない。
患者である。
患者はお客扱いを望むなら、
それ相応の対価を支払わなければならないと思う。
患者様は治療費以外にサービス料を払う覚悟はあるか？

無いと断言する。

ブラックジャックは保健医療の医者では無いから、
治療費は高額。
普通の医者でもブラックジャックがする治療は、
保険適用外になると思う。
保健医療はまだまだ患者にやさしい。

私の理想の病院は、
ブラジルな世界。
ブラジルとは映画のタイトルです。

治療もサービスもメニューを差し出す。
料金つき。
おむつ交換は１回いくら。
常に患者に料金と向き合わせる。

血も涙も無い資本主義の世界。

ナースコールはチップ制度。
ナースは争ってナースコールを取る。

白衣は思い切ってメイド風。
指名制度を採用。
うーん、私は指名されない…

薬も患者の選択。
中毒になっても患者様の希望をかなえる。

告知バンバン。
自殺患者続出。

病院は患者様の選択にのっとって治療。
死んでも選択したのは患者様。

人情の無い病院。
でも、ある意味、私の理想。
患者はまだまだ甘やかされている。